東北でも開催されます。
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新しい農業の在り方を、新政権と忌憚なき議論を交わす!
公開討論会「食べものづくりから日本は元気になる」のご案内
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いま、日本の食べものづくりは、変わろうとしています。
食べものづくりを取り巻く現状は確かに厳しいですが、それぞれの地域には、この現状を自分たちの手で解決していこう、という熱意ある人たちがいます。
そういった志は、確実に芽吹き始め、食べものづくりに向けられた社会のまなざしは、これまでとは違うものになり始めています。
“食べものづくりから、日本は元気になる”。そのような未来シナリオを真剣に語り合い、共有できたとき、そのモチベーションと共感の連鎖は、大きなうねりとなります。
本討論会は、そのためのひとつの契機として、全国9箇所で開催され東北エリアでは、2月27日(土)仙台で開催されます。
●現政権の政務三役と、食べものづくりの分野で成功体験を有するプレイヤーたちが、熱く議論するパネルディスカッション。
農業政策にモノ申す!新しい農業はこうやるんだ!などなど。
●昨今、話題の戸別所得補償制度や、6次産業化に向けた担い手の育成など、ホットな話題が満載。
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名 称: 公開討論会「食べものづくりから東北は元気になる
~新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けて~」
日 時: 2010年2月27日(土) 13:30~16:00 (開場 13:00)
会 場: せんだいメディアテーク オープンスクエア
〒980-0821 仙台市青葉区春日町2-1
主 催: 農林水産省、FOOD ACTION NIPPON推進本部「食べものづくりから東北は元気になる」事務局 応募方法:東北放送ウェブサイト
http://www.tbc-sendai.co.jp/tc_event/food/index.html より、お申し込みください。
■プログラム
▼第1部
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◎基調講演 「新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けて」
<講師> 山田 正彦 (農林水産副大臣) (予定)
◎パネルディスカッション「ともに考えよう、『食料・農業・農村基本計画』 in 東北」
<ファシリテイター> 工藤 昭彦 (東北大学大学院農学研究科長・教授)
<パネリスト>
山田 正彦 (農林水産副大臣) (予定)
古口 達也 (食料・農業・農村政策審議会 企画部会委員)
小島 辻司 (中小企業基盤整備機構㈱仙台支部 統括プロジェクトマネージャー)
斉藤 隆幸 (農事組合法人 りぞねっと 代表)
鈴木 裕子 (株式会社COM消費生活創研 代表取締役)
「食料自給率」、「戸別所得補償制度」、「食の安全・安心」、「農業・農村の6次産業化」などのテーマについて議論します。
▼第2部
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◎プレゼンテーション 「新しい農業、新しい挑戦」
<プレゼンター> 伊藤 秀雄 ((有)伊豆沼農産 代表取締役)
食料自給率向上につながる「食べものづくり」分野の成功体験を有している担い手が、
成功の鍵と残された課題について語ります
◎パネルディスカッション 「食べものづくりから関東は元気になる」
<ファシリテイター> 工藤 昭彦 (東北大学大学院農学研究科長・教授)
<パネリスト>
伊藤 克成 (有限会社 登米ライスサービス代表取締役)
氏家 幸子 (仙台市立西山小学校)
斉藤 隆幸 (農事組合法人 りぞねっと 代表)
鈴木 裕子 ((有)COM消費生活創研 代表取締役)
宮澤 陽夫 (東北大学大学院農学研究科 教授)
食べる側、つまり消費者は何ができるのかという問いを軸に、
食べものづくりから東北を元気にしていくためには、
どのようなことが求められるのか、どのようにあるべきかについて議論を行います。
2010.02.23 Tuesday
FOOD ACTION NIPPON追加情報
2010.02.17 Wednesday
FOOD ACTION NIPPONのイベント
面白そうなイベント。
農水省FOOD ACTION NIPPON推進本部が進める、全国での公開討論会。
今後の農政の方向性を示すものとして今年3月に策定が予定される新たな「食料
・農業・農村基本計画」などに関して議論を行う場だという。
長崎、福井、名古屋、大阪ではすでに開催済みで大盛況。
次が関東で2月28日(日)の開催だそうです。
http://syokuryo.jp/syokugenki/profile/profile-saitama.html
2010.02.13 Saturday
アラフォー女性は痛い?
株式会社エアトランセの江村社長がご家族で拙宅来訪♪
ご夫君の中山英俊さんとともに「起業が趣味」のような方で、いまどき貴重なパワフルな逸材!(^_^)
なんと、今までに18件も創業し、どれもしっかり根付かせたというので感心している。
私は今の会社とNPO、その前形の会社と、3回の起業だけでいっぱいいっぱい。
(^_^;)?
そんな彼女が19社目の起業をしたのがこれ。
http://www.nurse-station.co.jp/index.html
現在は看護士の派遣事業だが、「空飛ぶ病院」構想のために立ち上げたという。
空飛ぶ病院とは、山村無医地区診療などを実現する手段だとか。なにやらとても魅力的な話。
この話は追って改めて。。。
そんな江村さん一家とランチしながら至ったのが、
「若い子に痛々しがられる」と。
中山氏の注釈によると
「あまりにエネルギーが強すぎて、やたら張り切って仕事に邁進する姿を見ていると、
部下や社員がつらくなる現象」とのことである。(^_^;)?
彼女も私もアラフォー。
うーん。この世代の女性企業経営者は確かに相通ずるパワーがある。
少々下の世代から見ると「痛いくらいに頑張っている」ように見えるのだろうか。
そういえば、採用面接で「鈴木さんのビジョンに惹かれ、ミッションに共感しました!」
と意気揚々と話し込んでいた20代後半の女性が、先週断ってきた。
担当者によるとその理由が
「鈴木さんのようには働けません」
だったという。(^^)ゞ
でもねえ。傍からは仕事一筋に見える本人たち、いたって楽しんで幸せに暮らしているし、
そのスタンスを他人に押し付けたりしていないんだけど。。。
お若い方々へ。
起業したいと思うほど入れ込める何かを見つけたら、どんなに仕事一辺倒でもシアワセなんですよー。(^_-)
ご本人だけでなく家族全員超パワフル!
2010.02.12 Friday
振込手数料負担
ついでに原価削減といえば、、、
せちがらい昨今、各社いろいろなコスト削減策を検討しているが案外多いのが
「振込手数料の相手持ち」である。
当社でも、振込手数料を差し引かれて入金されるケースが増えている。
当社からの請求書には、
「振込手数料はお客様でご負担ください」
という決まり文句を入れているが。
相手はお客様だから臨機応変に対処するべきだが、顧問弁護士曰く
「特約がない限り、振込み手数料は弁済する側の負担となる旨が民法485条に定
められているので主張すべきであり、それで聞いてくれないのは「法律とか契約
とかは当社に関係ありません」と言っているに等しい」とのこと。
あまり細かいことも言いたくないが、ちりも積もれば結構な山なのでどちらが負
担するにせよしっかり原価認識しておくことをお勧めします。
2010.02.12 Friday
税務調査
週頭に税務調査官の来訪を受けた。
丸2日間の調査の結果、指摘されたのは次の二点。
1.アメリカへの著作物使用料支払時の源泉徴収漏れ
=>相手が法人であろうと源泉徴収が必要とのこと。
2.未払い役員報酬の取り扱い
=>設立当初の一時期、資金繰り上の理由で役員報酬の一部が支払えなかった時
期がある。この未払い報酬を後日複数回に纏めて払い出しているが、それがどう
やら役員賞与と理解されないこともないという。
持ち帰って検討するという。
創業間もない頃の役員報酬を未払いにせざるを得ないケースはよく聞く話。その
未払い期間に支払われていた役員報酬の「内金」の額は平社員並み。
それ以外がすべて役員報酬ではなく賞与と理解されるなんて言う馬鹿な話がある
だろうか。。。(ーー;
相当におかしな話なので、そんな指摘をされることすら勿論納得していない。
以上のほかには、「同類プロジェクトの原価率が期によって大幅に違う」ケース
の詳細調査が行われた。
調査の早い時間に「このプロジェクトは類似のこちらのプロジェクトに比べて原
価率が高い。こんなに利益が少ないビジネスをやる意味はあるのか?」
と指摘があり、後半はその原因究明に集中。
はい。利益率低いのは他ならぬ私が一番懸念していることです。
ご配慮、恐縮です。&ありがとうございます!(^^)ゞ
2010.01.31 Sunday
子育てから考える日本のサステナビリティ
育児ネタ三連発。(^^)
年末に参加したオルタナ2010年2月号の座談会がULされた。
http://www.herb.or.jp/
地球環境の将来を真剣に考える人たちで集まり「まずは一番身近な日本社会が持
続可能でなければならないはず!」との問題意識の下に議論。
結局たいそうな施策ではなく、地に足のついた当り前で前向きな施策への要望に
なる。
こんな潜在ニーズを喚起すれば、もっと現実的で夢のある少子化対策が広めやす
くなると思う。
少なくとも私は、ママちゃんたちから子育て支援策への不満ばかりを耳にするこ
とが多いが、どうも「ちょっとやそっとですぐに解決しそうもない課題」ばかり
に政策サイドが終始していること自体に、実はイラ付いているような感がある。
政策こそマーケティングがなによりも大事だが、特に少子化対策には政策主体と
市場とのギャップがかなり大きく存在していると思う。
2010.01.29 Friday
男性の育児参加_続き
高見さん@ナチュラル・ステップ・ジャパンから、スウェーデン事情についての続き。
===
実は、スウェーデンも20年前は、日本と同じで男性も
育児休暇をとるようにというキャンペーンをしていましたが
何となく育児休暇が取りにくく、実際とっていませんでした。
そこで、自主的にはとれないと見た政府
まず育児休暇の1ヶ月を父親だけしか取れない
ようにして誘導したのです。
父親しか取れないので取らなければその1ヶ月が
無効になり損するわけです。
せっかく税金の恩恵を受けられるのに、
それを無効にするなんてことは大嫌いなスウェーデン人です。
それで、だんだん男性が取るようになったのです。
そうなると、今度、1ヶ月ではなく2ヶ月に日数を増やしました。
そうやってここ10年でぐっと父親休暇を取る男性が増えたのです。
企業の意識もずいぶん変わりました。
子どもの世話をした経験がある人間の方が
マネージメントが上手になるということも分かってきて
育児休暇をポジテイブに考えるようになったのです。
日本も、キャンペーンをやりながら、法律で父親だけの育児休暇を
決めれば、少しは取りやすくなるのではと思いますが
いかがでしょう。
===
「子どもの世話をした経験がある人間の方がマネージメントが上手になる」とい
うのは、土堤内氏@ニッセイ基礎研もまったく同じことを言っていた。
同感。私もこのところ自身のマネジメント力が鍛錬されている気がする。(^^)ゞ
ということは、マネジメント機会が多い男性の方が育児が上手い、とも取れるの
ではないだろうか。
男性育児休業のポジティブアクション、日本で浸透させるべきである。
2010.01.27 Wednesday
男性の育児参加
「両性類の子育て」で有名なニッセイ基礎研究所 土堤内氏からのメール。
===
先日「ワーク・ライフ・バランス」の講演をし、子育ての話もしました。ちょっ
と驚いたことに参加者の多くが男性で、企業の人事やCSR担当部署であったこ
とです。
===
男性の子育て参加ニーズは高まっていると思う。
私の周りではちょっとした出産ブームの最近。出産適齢期?の男性たちは8割方、
子が出来たら「仕事を減らして子供といる時間を増やしたい」と言う。
ただ、個人レベルになるとそうなのだが、組織レベルになるとなかなか実践する
風土は出来上がっておらず、部下が残業しまくっているのに育児を理由に早帰り
など出来ない、とこれまた口を揃えて言う。(^^)ゞ
ワークライフバランスの講演に男性が多数参加するのは嬉しい現象だが、企業の
土壌、いや、社会のプラットフォームを整えてあげないと、男性の意欲だけが空
回りしているのが現実である。もったいないこと。。。
ナチュラル・ステップ・ジャパン代表 高見さんからは、スウェーデン事情につ
いて。
===
スウェーデンは主婦のいない国ですので、二人とも仕事を
持っています。男女平等を達成するためには、男性も
育児に参加するべきだという考えがあり、年々
男性の育児参加が増えてきています。
今年の統計では、父親が育児休暇を平均34日間とっているそうです。
最近のトレンドは、カップルが1年半の育児休暇を
50%50%分けて取ることのようです。最初の半年が母親、次の半年は
半分ずつ、そして最後の半年を父親が取るのです。
私の娘婿も、先週から半年の父親育児休暇に入りました。
彼は、彼の同僚や友人も父親休暇を取っているので
別に自分が特別と思っていません。父親同士で
いっしょに乳母車で散歩に出かけたり、交流をしており
育児をエンジョイしています。
スウェーデンの若いパパ、ママは、ワークライフバランスを
取ることが権利のように考えていてスウェーデンも時代が
変わったなと頼もしく思っています。社会のシステムが整ってきて
ワークライフとバランスが取れるので育児を楽しむ
心の余裕ができるのだと思います。
娘も彼女のパートナーも、心から育児を楽しんでいるので
うれしく思っています。日本も、できるだけ早く、このようになって
ほしいと思います。
そのために、私は、日本もシステムを構築し意思決定する
ポジションに女性がもっといるべきだ思っています。そのようなことを
少し、エコマムさんで発言させていただいております。
http://ecomom.web.infoseek.co.jp/column/sw/sw_007.html
スウェーデンでは、孫は、人生のデザートだとか
生クリームだとか言う表現をします。
私も孫の育児を楽しんでいます。
===
風土や雰囲気作りにはシステム構築が最短距離なので、日本の企業たちに期待し
たいところ。
うちも率先して男性用育児休業制度を導入したいのだが、残念ながら当社では男
子が絶滅している最近です。はい。(^_^;)?
2010.01.14 Thursday
KYな区職員だから?
保育園の申請のため、昨日区役所に行ってきた。
子供はタクシーに放置だし、早く仕事に行かなくてはならないし、とにかく急い
でいた。
対応してくれた女性、不慣れな様子で少々まごついていたが、書類に不備が無い
か一所懸命チェックしていたので、急いでいる旨伝えつつそこは忍耐。
ところが、最後にいきなり
「あ。会社経営されてますか?だとしたらこの書類ではダメなんです。こちらに
書き直してください」
とまったく違う用紙を差し出され。。。
昨年もそのダメだという書類で申請しているし、そもそも今年分は必要書類すべ
て区役所から郵送されてきたもの。
なぜ違う書類が送られてきてしまうのか?去年は違う書類で受理されたのか?と
詰問したら、
その女性「そこまで細かく見てませんから」と。。。(ーー;
見てない書類提出するのに、どれだけ時間を浪費しているか考えてほしい!
かなり長いやり取りの中、受付カウンター傍のデスクに座る二人の職員さん、ずーっ
と昔話に花を咲かせていた。
明らかな私語。せめて小声で話せばバレないものを、カウンターまで筒抜け。
やたら待たされている間、そんな話が聞こえてくれば神経逆なでするだけ!
カウンターの女性に
「あそこ、無駄話が多すぎるのでは?」とクレーム出したら
「仕事の話です」と。(^_^;)?
文京区役所の担当窓口は待機ママちゃんたちからやたら不評。
まあ、待機中のママちゃんたちだから、八つ当たり半分の窓口評価かと思いきや。。。
いえいえ、たぶん空気読めない職員が目立つ所為でしょう。不満因子がこれだけ
集まる場で、緊張感がなさ過ぎる。
書類を間違えたなら、とにかく低姿勢で謝る。
私語は少なくともお客様の前では控える。
これは民間企業では当たり前。
しかも、待機問題というサービス内容そのものに少なからず不満をもつ顧客が多
い場合、せめてマナーだけはびっちり叩き込まれた上で対応するのは、渉外には
不可欠。
ひとの振り見て、、、当社も気をつけなくては!
2010.01.07 Thursday
孫と曾孫の距離に環境問題を思う
親族の新春会食があった。義母にとって孫であるうちの子供と、曾孫である「初
孫の子供」がどちらも2009年生まれのゼロ歳。(^_^;)?
二人とも老人にとっては可愛い盛り、のはず。。。
ところが、彼女ははっきりと言う。「曾孫になると興味がなくなる」と。彼女は
初孫のことを溺愛していたそうだ。その子供なのに、である。
一方、うちの子を溺愛してくれている。多少は私への気遣いもあるかもしれない
が、それを差っ引いても明らかな溺愛ぶり。
この手の話は良く聞く。孫への愛情は強いが曾孫以降は情が薄まる、という具合
の話。同居していても状況は変わらないと言うから、物理的な問題ではなく、遺
伝子レベルで組み込まれたメカニズムのようだ。
だから、今時の環境問題を「未来の子供たちのために」などという理想論で語っ
ても効かないのである。
温暖化対策にしても生物多様性保全にしても時間軸が長すぎる。100年先の話を
大真面目にする。頭ではわかっていても、そんな先の心配などとても共有できな
い。一般生活者が未来を気遣うのは、子とせいぜい孫の時代まで。
だから、日常生活に馴染みのある参加機会を提供し続けること、共感を醸成し続
けることが、大衆のエコアクションには必須なのである。