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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年1月20日号
1.紙を扱う企業の環境貢献
2.【pacoの目×ecoの芽】019 エコエグ講座:環境問題と哲学
3.想像力
4.はみ出し主婦のエコ(?)日記 「~服選びの難しさ~ 」
5.セミナー・イベントご案内
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◆1.紙を扱う企業の環境貢献
環境に配慮するという点で、企業でも紙の消費量を減らす取り組みについて
最近ではよく聞かれるようになりました。今まで社内の情報管理は、印刷した
紙を大量のファイルで管理していた企業が、紙の情報をデータに集約して
電子的に文書管理するようになった事例なども多くあります。もちろん
電子化することでアクセス権を制限できるというセキュリティ面や、キーワー
ドで検索できたりするという利便性の向上といった面でのメリットもあり
ますが、最近では、こ紙媒体を電子化することが環境に配慮した取り組みと
して企業がアピールするようになり、実際に認知されてきたようにも思い
ます。
環境問題とは身近な関係にある紙ですが、紙が主要な商品である企業にとって
は、なおいっそう紙とどう付き合っていくかは大切な問題ですよね。そんな
なか雑誌を発行しているある出版社が、紙の原料である木を植林することで、
社会に還元しようという取り組みについてご紹介したいと思います。
それは、「Three for Tree」プログラムといって、Webサイトやこの活動を
知ってもらいたい知人3人にメールを送ると、メールでWebサイトの存在を
知った人10人がサイトを訪れるごとに1円を積み立てて、これを植林寄付と
して木を植えよう、というものです。このWebサイトは、メンズファッション
&カルチャー雑誌「WARP」が核となって発信しているサイトで、国内や
海外で売れている商品ランキングや新作情報など、旬な情報が多く、サイト
から購入することもできます。
1.Webサイトの存在や活動を知ってもらえる
2.Webサイトを訪れるだけで気軽に環境活動に貢献ができる
3.木を必要とする土地に植林することができる
と、出版社、Webサイト訪問者、NPOのそれぞれに意味のある、まさに3者
にとっても「Three for Tree」なプログラムです。
企業それぞれの特性やカラーを生かした、新しい取り組みがこれからも
いろいろと創造されていきそうで、楽しみです。
「Three for Tree」プログラムについて
http://www.warpweb.jp/threetree/
Webサイト「WARPWEB」
http://www.warpweb.jp/
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桑原礼子/環境リレーションズ研究所
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】019 エコエグ講座:環境問題と哲学◆
先週の、1月12日(火)にエコ・エグゼクティブ講座を行いました。
今月のテーマは「環境と哲学」。よく受講してくれている方からのリクエストです。
哲学は、僕が大学時代の専攻した学問なので、得意分野ではあるのですが、
何しろ哲学の領域は広い上に、環境のとの関連を学ぼうということなので、
なかなか高度なテーマをいただきました。
最初に話したのは、哲学とは何か、ということです。
哲学は英語で「フィロソフィー」といいます。
ギリシャ語語源ですが、フィロは「愛」、ソフィーは「知・智」。
知を愛すること、いろいろな知識や知恵を深めることをというシンプルな意味です。
もちろん、哲学は、ギリシャやその後のヨーロッパだけのものではありません。
中国にもインドにも日本にも、イスラムにも、
そしてアメリカ大陸のインディアンや
オーストラリア大陸のアボリジニなどにも哲学はあります。
しかし、どうしてもギリシャから始まるヨーロッパの哲学が、
人間の哲学の中心になりがちなのも事実。
それには理由があります。
ギリシャから始まるヨーロッパの哲学は、非常に体系的にできていて、
数学や物理学などの現実的な学問から神の領域を考える倫理学まで、
幅広く積み上げられ、網羅されていることが大きな理由です。
中国やインドの哲学も質・量とも豊富ですが、
体系立てという点ではヨーロッパ哲学の方が上で、哲学全体を語るには、
ヨーロッパの哲学を軸に、アジアなどの哲学を対比的に
位置づけたほうがわかりやすい、という事情があるのです。・・・
○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2010/01/by_pacopacoeco019.html#more
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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.想像力◆
近い将来の危機を防ぐための会議のはずだったCOP15が、
すっかり政治の道具として使われてしまったもどかしさを
感じている今日この頃。
いくら「すべての国が心を合わせて温暖化を防ごう」と叫んでも、
いくら科学的なデータを揃えても、
「削減したくない」と言いたい、または言わざるをえない国々の気持ちを、
私はまだ理解できていないのだなあと思わされます。
教科書で国際問題や世界史は教わったけれど、
新興国や途上国の「気持ち」までは教わらなかった。
「いっしょに温暖化を防ごう」と思ってもらうには
ほかの国の「気持ち」を想像できる想像力とやさしさとが
今後はもっと必要なのではないでしょうか。
また、これから温暖化が進んで、悲しいことがたくさん起きてくるとき、
「どうしてこんなふうになっちゃったんだろう」と
誰かを責めたくなるだろうけど、
こうなることが分かっていたのに削減できなかった国々(日本も含めて)の
気持ちを想像することができれば、
誰かを責める気持ちにも勝つことができるのではないかと思います。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.はみ出し主婦のエコ(?)日記 「~服選びの難しさ~ 」 ◆
みなさん、服はどのように選んでいますか。
昨今、私にとっては至極「難題」になっています。
なぜかって?!
幸か不幸か、何年経ってもサイズが余り変わらないのです。
ということは昔の服でも物理的には「着られる」のです。
当然、顔は年取るし体型も流行も変化するので
許せない人にとっては物理的には着られても「着られない」のですが
流行にもさほど敏感でなく、「好きなもの」はそんなに変わらない
となると「着られなくない」服が増えてくるのです。
おまけに「昭和の母」(と~っても物持ちのいい&サイズが私と同じ)が、
自分の若かった頃のもの、派手になって着られなくなったもの
などを「着て頂戴」と「よこす」のです。
もうワードローブは半世紀~四半世紀もので一杯です~!(悲鳴)
もらったものはくれた人の気持ちを考えるとおいそれとは捨てられず、
自分のものも専業主婦の今では買えないな、と思うと捨てられず、
かといって、中味が古ぼけてきているので
洋服くらい新しいものを着たいという気持ちも頭をもたげてきて
常に「葛藤」状態なのです。
このごろは、みんな流行に「敏感」になっているせいか
服も車のように毎年、ちょっとずつですが「変化」し
去年のものを身につけても「なんだかちょっと(違う)?」ってこと
もありませんか。
捨てる方法の指南本にも「1年着なかったら永遠に着ないから捨てる」
なんてあります。でもみんなそんな風にしているのでしょうか。
四半世紀も前となると却って「流行の最先端」に近いもの、ということも
あるくらいですが、細かいところがやっぱ「違う」。
アパレル業界の戦略におめおめとのるのも悔しいが
古びたものを着た古びたおばさんにもあえてなるほど勇気はなく
また、「昭和の母」との板ばさみにもなり
本当に悩ましいのです。
でも、書いていてわかってきました。
思い切って、物理的には着られても着ない服は思い切って廃棄するか
(とてもオークションでも買い手がつかないと思います。)
古い愛着のある服を着ても「ただ古びて」見えないように
自分自身の中味とセンスを磨くかのどちらかだ、
ということですね。
どちらかというと前者の方が実現可能性が高いですね。
(考えすぎですか?)
繰り言におつきあいいだたいてありがとうございました。。。
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さえじゅん/環境リレーションズ研究所 ボランティア
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5.セミナー・イベントご案内
◆◇ 「ヤマガラの森」雨水の会 2月21日(日)実施のお知らせ ◇◆
「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(2月18日頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。
お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
*2010年2月16日(火) 19:00–21:00
「炭素税はどのように社会を変えるのか?」
*炭素税は環境問題、特に地球温暖化防止に大きな効果があると期待されてい
ます。なぜ、税を取ると温暖化が防止できるのか、なぜ税でなければならない
のか。環境税(炭素税)の考え方と、その活かし方を考えます。
*申込期限:2月15日(月)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・お問合せ内容:「セミナー・ワークショップ」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/support/index.php
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPなどでご確認
ください。)
■2010年3月16日(火) 19:00–21:00
「小規模有機農業はどのように可能か?」
*食糧自給率の低さが問題になっている日本ですが、食糧増産には大規模農業
が効果的。でも、環境面との調和は、小規模で有機農法を実践したほうがよさ
そう。農「業」というより、農的「暮らし」というスタンスで農業を実践する
方法と、その課題を考えます。
■2010年4月13日(火) 19:00–21:00
「コウノトリの保護は社会に何を与えたか?」
*兵庫県豊岡市では、コウノトリの保護を進め、人工飼育したコウノトリを
ついに自然界に放鳥して、地域で見守るところまで来ました。同じように、
佐渡ではトキの保護と訪朝の計画が進められています。
野生生物の保護と人の生活の両立はどのように図るべきなのでしょうか?
■2010年5月11日(火) 19:00–21:00
「環境問題解決のための合意形成をどうつくるか?」
*草津町と妻恋村では地熱発電をめぐる対立がおき、どちらも自然や未来を考
えているのに、ものごとが進まないという事態が生まれています。環境問題に
取り組むには、人々の合意形成が不可欠。そのための会議の手法、論理思考の
使い方を考えます。
■2010年6月15日(火) 19:00–21:00
「東京都の排出量取引のメカニズムとはどのようなものか?」
*排出量取引は温暖化防止に効果的な手法として注目されています。国内で
真っ先に取り組みが始まった東京都の排出量取引、その手法と特徴、
課題から、温暖化対策のメカニズムを明らかにします。
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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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【好評!環境法令サポート】
分かりづらかった環境法令をサクサク検索できるシステムの販売を開始しまし
た。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で分かる、
お役立ちツールです。対応法令は、環境六法をはじめとし、環境マネジメント
システムや工場の環境管理に役立つ関係法令48本をまとめています。
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WEBサイト: https://www.presenttree.jp/index.php
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所が発行して
いるメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと
心がけていますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない~!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知ってる
わけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間に
参加したい!」…etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿
ください。
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