Newsお知らせ

何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年2月10日号

1.「環境」×「文学」

2.【pacoの目×ecoの芽】021 温暖化懐疑論の巻き返しと今後

3.窓を見直す

4.はみ出し主婦のエコ(?)日記
「~あわや花粉症?!~ 」

5.セミナー・イベントご案内

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☆★☆★☆★ イベントのご案内 ☆★☆★☆★

公開討論会 「食べものづくりから関東は元気になる」
~新たな『食料・農業・農村基本計画』の策定に向けて~

農水省FOOD ACTION NIPPON推進本部が進める、公開討論会のお知らせです。
今後の農政の方向性を示すものとして今年3月に策定が予定される新たな
「食料・農業・農村基本計画」などに関して、基調講演とともにパネル
ディスカッションを設けて議論を行います。
長崎、福井、名古屋、大阪ではすでに開催され大盛況だったこの討論会が
今月関東地区で開催されます。

日時:2月28日(日)13:30 ~ 16:00 (13:00 開場)
主催:農林水産省、FOOD ACTION NIPPON推進本部
「食べものづくりから日本は元気になる」実行委員会
場所:ラフレさいたま

プログラム詳細/お申込み方法はこちら
http://syokuryo.jp/syokugenki/profile/profile-saitama.html

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◆1.「環境」×「文学」

「環境」と「文学」、あまり関連性のない2つの事柄に思えますか?しかしな
がら、よくよく考えてみると、実は両者には親密なつながりがみえてきます。
わかりやすいもので言えば、豊かな自然風景を巧みな言葉で描き出す自然小説
や、環境破壊や公害をテーマにしたルポルタージュなどがあります。例えば、
『沈黙の春』(レイチェル・カーソン)や、水俣病の実態を記した
『苦海浄土』(石牟礼道子)ですね。
一方で、作品のテーマは環境には限らず、『万葉集』や『吾輩は猫である』
(夏目漱石)などのいわゆる文学作品も然り。作品を通して、私たち読み手は
元来の美しい自然の姿を知ることができ、また「足知」といった日本古来の自
然と共存する為には不可欠な概念を汲みとることができます。
環境問題を解決する為には、技術の発展だけでなく、社会を構成している
「人」の意識を変えていくことが欠かせません。そのためには、きっと文学が
大きな役割を果たすのでは、と文学のもつ魅力に期待しています。
ちょっと敷居が高く感じる環境報告書やレポートでなくても、興味のある小説
なら気軽に手にとれる人は多いですよね。その行為は、環境問題を見つめる独
自の視点を養うことにゆくゆくはつながっているのです。
このように考えて文学に向き合うと、今までとは違った「気づき」が得られる
かもしれませんね。その気づきこそが、環境問題然り、社会が直面している問
題を解決する糸口になりえるのです。

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安成蓉子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】021 温暖化懐疑論の巻き返しと今後◆

今年に入って、いわゆる「地球温暖化懐疑論」が力を持ってきていて、
声高に懐疑論を語るブログも増えて来ました。すごい揺り戻しですね。
実際の地球環境がどうなるかはいったんおいて、
なぜ今懐疑論が幅をきかせているのか考えてみます。

◆まず1つめとして、COP15の成果が上がらなかったこと。
昨年12月にコペンハーゲンで開かれた「気候変動枠組み条約第15回締約国会議
(COP15)」で、京都議定書に続く新しい合意がつくれなかったことで、
「やっぱり温暖化防止を全人類的に進めることは無理なんだ」という
失望感が広がりました。
現実的なことをいえば、京都議定書の約束期間に入り(2012年までの4年間)、
削減義務をもっている日本や欧州などの削減の足並みが揃っておらず、
途上国も含めたわく組をつくるリーダーシップがとれないことが
ひとつの理由であり、もうひとつはリーマンショックから始まった
景気後退が終わっておらず、経済の立て直しが先という雰囲気が
支配的というのもあります。
いずれにせよ、COP15の成果に失望したことが、
懐疑論者を勢いづかせていることは間違いないでしょう。

◆ふたつ目は、COP15との関係もあると思いますが、
「クライメートゲート」と呼ばれる温暖化研究の科学者による、
「データねつ造疑惑」が表に出たこと。 ・・・

○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2010/02/by_pacopacoeco021.html#more

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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.窓を見直す◆

住宅エコポイントの効果で、後付けの二重窓がヒットしているそうです。
二重窓メーカーの人が、
「もう、とにかく『この商品を売れ』って上からも言われて。」
と、他のいろいろな商品はさておき、今期は二重窓をPRしていると言っていました。

同じような商品がいろいろなメーカーから出ています。
いまある窓の内側に、もう1枚のサッシとガラスをはめこんで、
断熱効果を高めるというものです。
冷暖房が効きやすくなることで、家全体がとても省エネになります。
窓ガラスは実はとても断熱が苦手で、
家から逃げる熱の半分近くは窓から逃げているんですって!

長い目で見れば光熱費が安くなるとはいえ、取り付けるとそれなりに高くつくので、
こういう商品がエコポイントで弾みを付けることができるのは良いですね。

でも、このミニブームを迎えて、逆に
今までは窓からの放熱が野放しになっていたことに改めて気づかされました。
ほら、うちもすごい結露・・・。

何かがはやり始めて、初めて気がつくことって、ありますね。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.はみ出し主婦のエコ(?)日記
「~あわや花粉症?!~ 」 ◆

1月末、ある朝、突然下の子がひどい鼻づまりに見舞われた。。。
1日中ティッシュを手放せず、鼻をかんでばかり・・・。
・・・そういえば、自分の調子がいいのですっかり忘れていた。
そろそろ花粉症?の季節・・・?

テレビでも言っている。
「そろそろ・・・だが今年は少なめ・・・」と。

確かに親子ともどもアレルギー体質なので
俗に「バケツの水があふれても」致し方ない・・・トホホ。
これから5月の連休くらいまでまた憂鬱な季節を過ごさなくては
ならないのか~。(なんだかとてもメゲテしまった。)

実は、下の子は12月に新型インフルエンザばりの高熱が続き
寝場所を隔離された和室に変えたのだが、
そこが余りに暖かく寝心地がよかったため、
すっかり居ついてしまっていた。

ふとんもひいたり上げたり今までしていなかったことを
まともにやって埃を巻き上げていた。
で、だめもとで元の寒いフローリングの部屋へ戻ってみた。

様子をみていたら、なんとアレルギー様のみずっぱなは
あっと言う間に治まったではないか!

まぁ、寝場所のせいだけではなく暖かめだった
気温が一気に冷えたのもあるのかもしれないし、
本当に花粉が飛び始めたらやっぱり鼻水が出てくるかもしれない。

そうならないよう、おなかの調子を整えたり、体温を上げたり
ちょっと調子が良いとすぐ忘れてしまいがちなことを
思い出し、気持ちを引き締めて花粉の季節を迎えよう、と
心した次第です。

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さえじゅん/環境リレーションズ研究所 ボランティア
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5.セミナー・イベントご案内

◆◇ 「ヤマガラの森」啓蟄の会 2010年3月7日(日)実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(3月4日頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。

お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。

*2010年3月1日(月) 19:00–21:00 <=日程が変更になりました

「小規模有機農業はどのように可能か?」
*食糧自給率の低さが問題になっている日本ですが、食糧増産には大規模農業
が効果的。でも、環境面との調和は、小規模で有機農法を実践したほうがよさ
そう。農「業」というより、農的「暮らし」というスタンスで農業を実践する
方法と、その課題を考えます。

*申込期限:2月26日(金)

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/contact/postmail.html

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名

以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPなどでご確認
ください。)

■2010年4月13日(火) 19:00–21:00

「コウノトリの保護は社会に何を与えたか?」
*兵庫県豊岡市では、コウノトリの保護を進め、人工飼育したコウノトリを
ついに自然界に放鳥して、地域で見守るところまで来ました。同じように、
佐渡ではトキの保護と訪朝の計画が進められています。野生生物の保護と人の
生活の両立はどのように図るべきなのでしょうか?

■2010年5月11日(火) 19:00–21:00

「環境問題解決のための合意形成をどうつくるか?」
*草津町と妻恋村では地熱発電をめぐる対立がおき、どちらも自然や未来を考
えているのに、ものごとが進まないという事態が生まれています。環境問題に
取り組むには、人々の合意形成が不可欠。そのための会議の手法、論理思考の
使い方を考えます。

■2010年6月15日(火) 19:00–21:00

「東京都の排出量取引のメカニズムとはどのようなものか?」
*排出量取引は温暖化防止に効果的な手法として注目されています。国内で
真っ先に取り組みが始まった東京都の排出量取引、その手法と特徴、
課題から、温暖化対策のメカニズムを明らかにします。

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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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【好評!環境法令サポート】
分かりづらかった環境法令をサクサク検索できるシステムの販売を開始
しました。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で
分かる、お役立ちツールです。対応法令は、環境六法をはじめとし、環境
マネジメントシステムや工場の環境管理に役立つ関係法令48本をまとめて
います。
WEBサイト:http://www.ebagency.jp/service/service01.html
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【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/index.php
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】

環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所が発行して
いるメールマガジンです。
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いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
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