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何から話そう! 環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年5月5日号

1.某電力会社・某軍事組織・某大學がメイドの街をプロデュース!?

2.【pacoの目×ecoの芽】025風力発電懐疑論への反論

3.今年、野菜は高いか

4.セミナー・イベントご案内
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◆1.某電力会社・某軍事組織・某大學がメイドの街をプロデュース!?◆

電気街。かつてはそう呼ばれていた秋葉原の街は変わってきています。
着物やメイド服などを着た女性が笑顔をふりまきながら、
お店のチラシを飛びながら配っています。
駅からほど近いイベントホールや貸し会議室では
アニメキャラの格好に着替えた若者が思い入れのあるポーズをとり、
写真で撮られている人々が大勢います。

秋葉原が現在の姿に変化したのには理由があります。
それは、電気街と呼ばれる程にハードが充実していた秋葉原。
必然的にソフトも充実しております。そのソフトを求める人が増えました。
大航海時代のコーヒーハウスのように情報交換・編集をする場所が
必要になったのです。
こうして秋葉原はコスプレ喫茶やコスプレイベントが開催されやすい環境になりました。

また、秋葉原が電気街になったのにも理由があります。
戦後間もない時、GHQの政策の影響で秋葉原駅に電気関係の露天商が集められました。
戦後の闇市にて電気関係の露天商が多かったのは、
秋葉原からほど近い某大學の生徒が真空管ラジオの販売をしていた事が
影響しているそうです。

また、明治時代、某電力会社が設立。茅場町や浅草などに火力発電所が設置されました。
それに伴い電気工事のベンチャー企業が秋葉原にも多く存在してました。
このように現在の秋葉原ができた原因を説明するには明治時代まで遡ってしまいます。

次世代都市(スマートシティ)の記事を読んでいて思う事は、
「コンクリートで囲まれて無機質だと思われる土地も生きている。」という事です。

日本橋に浜町と呼ばれる地域がありますが、その周りには先物取引や証券会社が多い。
これも江戸時代からの轍によって形成されました。

スマートシティを広める為の課題は「予算」や「技術」もあると思いますが、
その土地が生きていた歴史・轍とどう向き合うのか?
これもとても重要な事だと思います。

※スマートシティとは、
最新のIT技術や次世代技術などを駆使し
電力供給・送配電システムの最適化や再生可能エネルギーを利用したシステムなど
高効率で、環境負荷の低い社会インフラが構築された次世代都市の事をさします。

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高山 直/環境リレーションズ研究所
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】025風力発電懐疑論への反論 ◆

・・・兵今日は温暖化対策の切り札と言われてきた風力発電の話。
こちらも、いろいろ反論というか、ネガティブな情報が出てきています。

たとえばこちら。

で、上記の本にあるようなことは、「本当なのか」ということですが、
「本当なのか」と言うより、「問題なのか」という点です。

確かに、ここあるようなことは「ウソ」ではないと思います。
ただ、「問題」なのか、「問題と言えるのはなぜか」という観点から考えると、
背景が見えて来ます。

上記の本に繰り返し書かれていることの中で、以下のことは、
「風車の問題」ではなく、「風車を設置する問題」です。

「地権者の同意がない」「アセスメントがいい加減」「騒音データをごまかす」
「現金ばらまき」「自然公園内につくった」などは、すべてつくるまでのプロセスが
民主的な合意に基づいていないことによって起きています。
この問題は、従来からの日本の「公共事業」にはずっとついて回ってきたことで、
それが風車でも起きてしまったということ。
もちろん、プロセスを変えるべきなのですが、現状の問題も風車固有ではなく、
まして原発などではもっとずっと問題の多いプロセスで進められているので、
問題にすべきことが違う、というべきです。 ・・・

○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2010/04/by_pacopacoeco025.html#more

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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.今年、野菜は高いか◆

野菜が高い、高いと大騒ぎですね。
「聞いてよ!キャベツが先週400円だったの!!買えないよねー。」
「うち、もっぱらモヤシ。」
というような話題を、身の回りでもよく聞くようになりました。
この異常気象ですものね。
キャベツは平均して平年より4割くらい高いみたいですね。
大手のスーパーで「規格外野菜」を売ってくれるようになって、
それは食べ物をムダにしない、いいことだなと思います。

でも、こんなに記録的な異常気象だというのに
4割程度でおさまっているって、実はすごくないですか?
昔だったら、値段が上がるくらいの話では済まなかったのでは。
値上げは家計をあずかる私たちにとっては大打撃とはいえ、
4割のお金を積めばなんとかなる状況、
しかも、野菜がだめなら他の食べ物もある状況。
ほんとうに生命がピンチ!という状態にはなっていない。
今の日本は豊かだなあと思います。

また、このキャベツ1個、
ここまで大きく美味しく上手に育ててくれる農家さんの苦労を思うと
400円が高い、高いと言ってはバチがあたるかも。
(どうしても、つい「高い」って言ってしまいますけどね。)

異常気象とここまで対等に戦えるようになった日本。
でも、この先、気候変動が進んで
もっともっと異常になっていったら、どこまで戦えるでしょう?

そうならないようにするために、少しでもCO2、減らしましょう・・・!

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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4.セミナー・イベントご案内

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◆◇ 「ヤマガラの森」芒種の会 2010年6月19日(土) 実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(6月15日頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。

お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。

*2010年5月11日(火) 19:00–21:00
「ESCOとは何か?」←変更になりました
*省エネコンサルティング&オペレーションビジネスがエスコ。
エスコとはどのようなビジネスなのか、成功のポイントは何か、考えます

*申込期限:5月10日(月)

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/contact/er-pm.html

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名

以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPなどでご確認
ください。)

■2010年6月16日(水) 19:00–21:00

「環境問題解決のための合意形成をどうつくるか?」
*草津町と妻恋村では地熱発電をめぐる対立がおき、
どちらも自然や未来を考えているのに、
ものごとが進まないという事態が生まれています。
環境問題に取り組むには、人々の合意形成が不可欠。
そのための会議の手法、論理思考の使い方を考えます。

■2010年7月13日(水) 19:00–21:00

「エタノール燃料は有効か?」
*トウモロコシやサトウキビから作るエタノールをガソリンに混ぜて使えば、
CO2削減になるといわれていますが、それはホント?
日本はどうして使わないのでしょうか?
バイオ燃料のメカニズムについて学びます。

■2010年8月21日(土) 13:00–17:00 ←夏休みなのでエコエグはありません。

※「ヤマガラの森」立秋の会にお出でください。

■2010年9月13日(月) 19:00–21:00

「原発の危険–核のゴミと廃炉リスク」
*原発は、事故が怖いと言われています。
CO2削減の潮流で原発開発が進められていますが、
なぜ原発が問題なのか、
核のゴミと廃炉のリスクをベースに考えます。

■2010年10月20日(水) 19:00–21:00

「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。
森をつくると、魚が育つメカニズム。

■2010年11月11日(木) 19:00–21:00

「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?

■2010年12月13日(月) 19:00–21:00

「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。

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環境リレーションズ研究所
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◆◇ 植樹イベントのご案内 ◇◆

未来のための「命の森づくり」 宮脇先生と一緒に木を植えよう!

新緑の季節、5月29~30日に宮脇昭先生と一緒に木を植える森づくり
イベントが、日本製紙グループ主催のもと群馬県で開催されます。
ご家族やお友達を誘って皆さんも参加しませんか?もちろん、お一人での
参加も大歓迎です!
東京駅からの交通手段や宿泊に関しても、旅行会社を通じて申し込みを
することができます。締め切りは5月14日(金)です。
詳細は以下の日本製紙グループHPより御確認ください。
http://www.np-g.com/shokujyu.html

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環境リレーションズ研究所
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【好評!環境法令サポート】
分かりづらかった環境法令をサクサク検索できるシステムの販売を開始
しました。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で
分かる、お役立ちツールです。対応法令は、環境六法をはじめとし、環境
マネジメントシステムや工場の環境管理に役立つ関係法令48本をまとめて
います。
WEBサイト:http://www.ebagency.jp/service/service01.html
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【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/index.php
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】

環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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