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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年8月20日号

1.宇宙から不法投棄を監視

2.夏場の家族団らんのエコ効果

3.セミナー・イベントご案内
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◆1.宇宙から不法投棄を監視◆

8月のお盆のころは、ペルセウス座流星群がピークを迎えるため、ニュース
では流れ星が見られるかも?と毎年話題になりますね。このメルマガを読んで
くださっている方の中にも、見た方がいらっしゃるかもしれません。今回は、
そんな宇宙に関する話題から取り上げてみたいと思います。
目に見えない所で行われてしまう不法投棄。人目がつかないよう捨てられる
ためなかなか発見しにくいのが現状ですが、そのような不法投棄を、衛星を
使って監視する取り組みが始まっているようです。

環境省によると、これまで不法投棄対策としては、警察関係者を含む監視職員
による監視のほか、民間の警備会社など民間委託による人海戦術で監視を行っ
てきました。また、監視用カメラの設置は平成20年度の607台をピークに、
合計で60の自治体、22の都道府県で設置されています。(ただし、平成21年度
の合計保有台数は591台と微減。)そして、新たな対策として導入されたのが
地球観測衛星「だいち」の画像データを活用した監視体制のモデル事業で、
全国14の自治体で予定・実施されています。
効果として狙うところは、従来の人的資源による監視体制からの充実・強化と、
早期発見・早期対応が可能になることによる非常に高額になりがちな支障物の
除去等に関わる経費の大幅節減ということです。
結果の公表はまだ先の話となりそうですが、実際の導入効果が数値データで
どう出てくるのか注目したいところです。

なお、不法投棄の件数と投棄量は、公表されている最新の平成20年度で、
308件、20.3万トンあり、前年平成19年度の382件、10.2万トンと比較して、
発見された件数は減っているものの、投棄量はほぼ倍となっています。グラ
フを見ると新規判明件数はここ7年減少傾向にあるものの、5000t以上の
大規模な例が不法投棄は新たに4件、不適正処理は10件が判明しています。

環境省)
産業廃棄物の不法投棄等の監視体制の状況について
http://www.env.go.jp/recycle/ill_dum/kanshi_kyoka/kanshi21.pdf
衛星画像を使った不法投棄等の未然防止等対策
http://www.env.go.jp/guide/budget/h22/h22-gaiyo-r/067.pdf
産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成20年度)について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12126

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桑原 礼子/環境リレーションズ研究所

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◆2.夏場の家族団らんのエコ効果◆

クーラーはなるべく使わない主義ですが、
さすがに気温が体温より高くなるとしんどい・・・!
東京よりいくぶん涼しいはずの帰省先も、今年はやはり猛暑でした。
実家の両親と、私のきょうだいたち、そしてその子どもたちが、
クーラーをやんわり効かせたリビングに集まって、にぎやかに過ごしました。

そして、「そうか、クーラーもこうやって使えばいいんだ」と思いました。

団らん、というと、なぜかこたつに集まる昭和の家族が思い浮かぶのですが、
寒い部屋の中で、集まって暖を取る家族に、会話が生まれるように、
クーラーも、家族の会話を生み出すための道具として使えるかも。
そして、冷やす部屋は少ないほど消費電力も少なくて済むし!

異常気象の猛暑や、温暖化で、これからの日本の夏はもっともっとしんどくなる。
クーラーがないと命にかかわるような日も出てくる。
人がいるところをクーラーで冷やすのではなくて、
クーラーがあるところに人が集まってくるような、文化を、住まいを
作っていく発想の転換は必要かも。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆

◆◇ 「ヤマガラの森」白露の会 2010年9月19日(日) 実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(開催日の2日前頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。

お申し込みをお待ちしています。

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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。

*2010年9月13日(月) 19:00–21:00
「原発の危険–核のゴミと廃炉リスク」
*原発は、事故が怖いと言われています。
CO2削減の潮流で原発開発が進められていますが、
なぜ原発が問題なのか、核のゴミと廃炉のリスクをベースに考えます。

*申込期限:9月10日(金)

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/contact/er-pm.html

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名

以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)

■2010年10月20日(水) 19:00–21:00

「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。
森をつくると、魚が育つメカニズム。

■2010年11月11日(木) 19:00–21:00

「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?

■2010年12月13日(月) 19:00–21:00

「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。

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環境リレーションズ研究所
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Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
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【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】

環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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