小池元環境大臣からの要請で、9月7日~9日まで上海に行ってきた。
http://jp.expo2010.cn/a/20100909/000001.htm
7日といえば尖閣諸島付近での接触事故当日だったが、
まだまったく現地は平和
で日本から中国に進出している元気な若手ベンチャーや、
中国と日本のビジネス
マッチングを行う中国人等と情報交換してきたが、
食を中心とした日本ブランド
への志向ぶりをたっぷり見聞きしてきた。
ところが、そんなことを露ほども感じさせない、連日の反日デモと日中関係行事
中止のニュース。
日本の報道姿勢云々は抜きにして、共産主義の組織力を垣間見
るような映像が目につく。
上海市内は街並みがものすごく統一され美しい景観だった。
20年前に上海を訪ね
たことのある同行者は、とても20年前からは想像できない美しさだという。
万博に向け、景観統一の阻害となるビルや家屋は容赦なく立ち退かされたと地元
の人たち。
ここにも共産主義の力がものを言うらしい。
民主党代表選は菅さんの勝利で落ち着くことを祈念していた人が多かったと思う
が、
ゼロから組閣しなおしたかのごとくメンバー総取り換えの内閣大改造。
見えざる力によって、計画的に日本の国力がどんどん削がれていくような錯覚に
陥る。
SFまがいな話はさておき、、、
継続こそがエネルギーの浪費を防ぎ、組織の持てるパワーを最大限に生かす最た
る近道。
「分断」はパワーダウンの最有力手法。何も国土だけではなく、政策の分断も当
てはまる。
古代ローマは、政治が分断し始めた時点から様々な勢力に付け込まれ始め滅びた
ことを思い出し、尖閣諸島問題に日本の組織力を憂う。
環境省も三役丸ごと変わってしまってがっかり!!!
継続はパワーの源泉
2010年9月23日