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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年10月5日号
1.3Rとリユース市場
2.猛暑の後に考えるサバイバル力
3.セミナー・イベントご案内
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◆1.3Rとリユース市場◆
「10月は3R推進月間です」と環境省のホームページにお知らせが出ていました。
ご存知のとおり、3Rとは、リデュース(Reduce)・リユース(Reuse)・
リサイクル(Recycle)の、頭文字3つのRのことですね。
今月は3R推進のため、環境省を含む8つの省庁や、全国の自治体で、
さまざまな取り組みやイベントが行われるようです。
リユース、リサイクルと言えば、最近、洋服やアクセサリーなどの中古品を
買取り、販売するお店をよく見かけるようになりました。実際、
中古品小売業の市場規模は平成9年以降あたりから大幅に拡大しており、
やや古いデータですが、年間商品販売額が約3,600億円(平成16年)という
経済産業省の統計情報も出ています。この中古品小売業の中には、古本屋や
中古自動車の小売業は含まれていません。同じ平成16年の小売業の総計が
約133兆円あるのでその比率としては0.3%程です。割合から見ると大きく
なさそう気もするのですが、3600億円と言うと、例えば先月発表された
任天堂の今年度前半期の連結業績予想売上高が3600億円だそうです。
中古品小売業の事業者の9割以上が従業者規模9名以下というデータから
察すると、中古品小売業は、小規模企業にとっても参入しやすく魅力ある
市場であることが窺えます。最近は、小規模企業だけでなく、全国で
チェーン店を展開する大規模な企業も中古衣料品などの販売を
手掛けていることからも、リユース市場は今後も拡大が見込める魅力的な
分野と言えるのかもしれません。
ビジネスの側面はさておいても、使えるものを捨てずに再利用する
仕組みがあるというのは環境に取って良いと言えそうです。
なお、3R推進月間中は「環境にやさしい買い物キャンペーン」が全国
の百貨店やコンビニエンスストア等で実施され、「買物」における
3R活動の呼びかけが行われるそうです。どのような取り組みがされて
いるのか、立ち寄った時に少し気をつけて注目してみたいと思います。
参考)経済産業省 「中古品の安全・安心確保について」
http://www.meti.go.jp/main/siryou/seisaku09_04.pdf
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桑原 礼子/環境リレーションズ研究所
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◆2.猛暑の後に考えるサバイバル力◆
夏からの異常気象で、野菜や果物の出回り方が今年はいつもと違いますね。
私は生協の宅配を使っていて、買い物は一週間前までに注文するのですが、
いざ配達の日になると
「トマト・・・欠品です」
「なす・・・欠品です」
「梨・・・数量を変更(減少)してお届けします」
と、通知文が入ってくる、ということが毎週続いています。
つい先ごろ、今年はお米の出来もたいへん悪いとのニュースがありましたね。
変な気象というのは本当におそろしいものだなと心配になります。
一方で、あれだけ変な夏だったのに、店頭からぱったり品物が消えることもなく
トマトもなすも梨も、少しずつながら生協にも入ってきているということが
かえって妙に思えてきます。
もし江戸時代に同じような異常気象があったら、
食べ物が足りなくなって多くの人が飢えたのでは。
こうやって気象が多少おかしくてもなんとかして収穫を得ることのできる
現代の農業技術はすごいなあと思います。
どうやっているのか、いつか勉強してみたい。
詳しい方がいらしたら、ぜひ教えてください。
これからは異常気象も増えてくるでしょう。
私たちはその中でもサバイバルできる力を身につけつつあるのかもしれない。
でも、その力が十分かどうかはまだ分からない。
この夏のロシアの大干ばつみたいなことが世界中で起きるようになったら、
私たちはどこまで耐えうるのかな?
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ 「ヤマガラの森」寒露の会 2010年10月30日(土) 実施のお知らせ ◇◆
=>日程が変更になりました
「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(開催日の2日前頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。
お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
*2010年10月20日(水) 19:00–21:00
「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。森をつくると、魚が育つメカニズム。
*申込期限:9月19日(火)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/contact/er-pm.html
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)
■2010年11月11日(木) 19:00–21:00
「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?
■2010年12月13日(月) 19:00–21:00
「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。
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環境リレーションズ研究所
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しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
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詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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