Newsお知らせ

何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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☆★☆★☆ お知らせ 1 ★☆★☆★
龍馬も訪れた天の逆鉾(あまのさかほこ)のふもとで樹を植えよう!
「Present Tree in 南九州」植樹イベント受付開始!!
開催日: 2010年12月11日(土)~12日(日)
☆★☆★☆ ★☆★☆★

森づくり体験とともに、神話の里をまるごと楽しみませんか?
皆さまのご参加をお待ちしております!!!
お申込み締め切りは2010年11月16日(火)。先着順にて受付中です。
詳細と申込み方法はこちらからどうぞ=>
http://www.presenttree.jp/pt_tour06/
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☆★☆★☆ お知らせ 2 ★☆★☆★
理事長 鈴木敦子がパネリストとして出演!!
横浜)地域デビュー応援フェア 2010年11月28日(日)12:30~
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『 あなたの「やりたい」がきっとある 』をテーマに、
若い世代に市民活動や地域活動へ参加するキッカケづくりの場の
提供を目的としたイベントです。ぜひご来場ください。
http://www.city.yokohama.lg.jp/shimin/tishin/kyoudou/fair/pdf/002.pdf
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●目次● 2010年11月5日号

☆お知らせ:「Present Tree in 南九州」&「横浜)地域デビュー応援フェア」☆

1.江戸文化からエコを学ぶ

2.「多様性」という言葉について

3.メディア掲載のお知らせ

4.セミナー・イベントご案内
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◆1.江戸文化からエコを学ぶ◆

今週11月3日は文化の日でした。
そんな文化の日に因んで、江戸文化における環境というテーマを
取り上げてみました。

江戸時代には、さまざまなリユース、リサイクルの知恵や文化が根付いて
いました。背景の一つとして、江戸時代の人口の激増があったようです。
江戸時代の日本の人口は、1200万人から約3300万人へと3倍近くに増えたと
推定されています。。特に、1716~1735年の享保期には、江戸は世界最大の
百万都市だったそうで、1800年ごろのパリ54万人、ロンドン86万人、
北京の90万人より人口が多い街でした。

そんな人口過密状態の江戸時代には、壊れたものを修理するさまざまな
職業があったのだそうです。
紙や、眼鏡、ろうそくの燃えかす、古釘などの金属を買い取る職業や、
傘や提灯の張替え、そろばん、鍋や釜の修理など、いろいろな専門の
職人などです。
現在でも、靴や傘の修理、包丁の研ぎ屋は専門の職業としてありますが、
江戸時代は、より幅広い担当分野があり、それぞれを専属で職業と
して生計を立てていたというところが、今の時代よりリユース、リサイクル
の文化が生活に根付いていて、経済面から見てもそれが成り立つものだった
ことを表しているのだと思います。

江戸時代、なぜそんなに再利用していたかというと、理由の一つとして
着物や蝋燭、眼鏡などの物が高価だったということがあるようです。

最近は現代の日本でも、一つのものを大事に長く使うという価値観が
心理的に少しずつ草の根レベルで広がってきているように感じます。
修理する方が買い換えるより経済的であれば、現代においても
リユース、リサイクルの需要が増えて、必然的にさまざまな生活
必需品毎に専門の修理屋が職人として自立でき、結果として
幅広い分野で職業として成り立つようになるかもしれませんね。

東京都統計協会
http://www.metrosa.org/topix/jinko-ed.htm

福岡市環境局 「江戸時代のエコを学ぼう!」
http://kankyo.city.fukuoka.lg.jp/kids/edo/index.html

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桑原 礼子/環境リレーションズ研究所

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◆2.「多様性」という言葉について◆

生物多様性、とは英語の造語biodiversityの訳語だそうで、
少ない文字数で、元の意味をうまく訳したものだなと思います。
ただ、いかんせん「タヨーセー」と耳で聞いたときの、
直感的にぱっと分かる感じがない。

たとえば「里山」という言葉も、造語に似た成り立ちを持つ言葉だそうですが
「里」と聞いてパッと思い浮かべる光景と、
「山」と聞いて思い浮かべる光景が、まず多くの人の頭の中にあって、
「里山」と続けたときに、ああ、あれのことね!と腑に落ちやすい。
そして、里山を守りましょう、里山には自然がいっぱい、等と聞くと
そうそう、そうだよね!と納得もできるのです。
たとえ、初めて「里山」という言葉を聞いたのだとしても。
よくできた言葉だと思います。

「生物多様性」は、元のbiodiversityもそうなのですが、
説明してもらわないと何のことだか分かりにくく、
パッと行動に結びつきにくいところがあると思うのです。
生き物でいっぱいの山や海に行って「わあ多様だなあ!」とは言わないし、
また「里山ツアー」は人気でも、「生物多様性ツアー」では売れなさそう。

エコ活動が「エコ」という分かりやすい言葉に引っ張られて活発になったり、
夏の省エネが「クールビズ」という言葉を得て広く行われるようになったりしたように、
言い方が定着すれば、生物多様性を守る行動も広く生まれてくるのでしょう。
たくさんの人に動いてもらいやすいような、新しい「生物多様性」の言い方を
そろそろ誰か発明してくれないでしょうか。
私も考えてみたのですが、なかなか思い浮かびません。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.メディア掲載のお知らせ◆

◆◇ 「朝日グリーンリポート」に掲載されました ◇◆

10月30日(土)発行の朝日新聞に、Present Tree in Hokkaido
での植樹の様子が掲載されました。
日本製粉株式会社様が創立115年目を迎えたことを記念して
115本の樹を雨竜の植栽地に植えてくださいました。

記事をブログにアップしています。↓
https://env-r.com/blog/?p=1045

◆4.セミナー・イベントご案内◆

◆◇ 「ヤマガラの森」立冬の会 2010年11月21日(日) 実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(開催日の2日前頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。

お申し込みをお待ちしています。

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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。

*2010年11月11日(木) 19:00–21:00
「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?

*申込期限:11月10日(水) ☆締切間近

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/contact/er-pm.html

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名

以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)

■2010年12月13日(月) 19:00–21:00

「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。

*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
環境リレーションズ研究所
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●○認定NPO法人環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
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