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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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-・-・-・-・-・-・-・お知らせ・-・-・-・-・-・-・-・
1.みんなで贈る社会貢献「コミュニティギフト×プレゼントツリー」
始まりました♪
幹事の方からの呼びかけで、参加者全員でプレゼントツリーを贈ることが
できる仕組みです。今年お世話になった方への贈り物にいかがですか?
詳しくはこちらからどうぞ!コミュニティギフト専用サイトです。
http://www.communitygift.jp/env-r/pc/index.php5
プレスリリースはこちら:
http://presenttree.jp/blog/?p=719
2.Present Tree × 東北グランマのXmasオーナメント
プレゼントツリーでは、東日本大震災被災地復興プロジェクト“REVIVE
JAPAN”の一環として、「東北グランマオーナメントプロジェクト」を
応援しています。
大切な人へのクリスマスプレゼントに、プレゼントツリーと一緒に
被災地支援の贈り物はいかがですか?
詳しくはこちら:
https://www.presenttree.jp/item/item05.html
Present Treeブログ:
http://presenttree.jp/blog/?p=716
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●目次● 2011年12月20日号
※ お知らせ
1.再生可能エネルギーとスマートグリッド vol.9
2.注意一瞬、怪我一生
3.セミナー・イベントご案内
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◆1.再生可能エネルギーとスマートグリッド vol.9◆
第9回の今回はスマートグリッドやスマートコミュニティを構築するのに伴
って生まれる新たなビジネスチャンスについてお話ししたいと思います。ス
マートグリッドやスマートコミュニティは前回までご紹介した通り、インフ
ラを構成するハードの技術だけではなく、情報のやり取りをするための通信
技術、さらには集められた情報を生かすためのアプリケーション分野など、
幅広い技術が必要になります。
では、インフラを構築するハード分野で日本が活躍できる物にはどういった
技術があるのでしょうか。若林氏は著書「日本の電機産業はこうやって蘇る」
(洋泉社)の中で、日本の強みは前回お話しした、送電ロスを少なくするこ
とで、作られたエネルギーの効率的利用を可能にする超電導技術や、電気自
動車などに搭載され、クリーンな移動手段を作り出すと共に、太陽光や風力
発電の大量導入などによって引き起こされる発電量の不安定さをカバーする
蓄電池技術などであると述べています。蓄電池を含む電力貯蔵器はスマート
グリッド市場の60%を、超伝導ケーブルが10%をしめるなど、市場規模の大
きいこの二つの技術をおさえることで、スマートグリッド市場における日本
のプレゼンスを示すことができると言えます。
これらのハードの分野だけではなく、ソフト分野での新たなチャンスもあり
ます。例えば、横山氏は著書「スマートグリッド」(日本電気協会新聞部)
の中でアグリゲーター的なビジネスが生まれると述べています。アグリゲー
ターはエネルギーの使い方のコンサルティングを通して、需要家に最適な使
用方法を教えたり、さらにはある地域内で最も適した場所への太陽光パネル
の設置を促進したり、それらのメンテナンスなどを行ったりすることで、あ
るコミュニティ全体でのメリットの最大化を達成するために欠かせない仕事
です。例えば、エネルギーの最適利用に関してはスマートメーターなどで見
える化された家庭内でのエネルギー消費を分析し、需要家の省エネ意識を喚
起したり、一週間のエネルギー運用計画を作成するサービスなどが考えられ
ます。その他にも集められた情報を別の形で使うことによって独居高齢者の
監視サービスなども考えられます。
このようにスマートグリッドやスマートコミュニティには多くの分野が含ま
れ、そのため多くのビジネスチャンスが存在しています。しかし、それだけ
の広い業種や技術をカバーできる企業体はこれからも出てこないと考えられ
ています。そのため、これからはこれまで以上に様々な企業体間のパートナ
ーシップが必要不可欠であると考えられます。さらに、日本企業の特徴とし
て、同業社の数が他の先進国に比べ非常に多く、グローバルな競争力を高め
にくいという点も上げられるため、先日騒がれた大手電機メーカーの合併な
どの動きも求められるといえるでしょう。次回からは国際競争力なども含め、
スマートグリッド構築やビジネスを拡げていく上での課題点についてお話し
したいと思います。
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神内 佑大/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆2.注意一瞬、怪我一生◆
国や自治体の「除染」方針が、徐々に整ってきました。
今月は、放射能汚染の強い102市町村では、
国から除染の費用が出ることが決まったと報道がありました。
ただこの除染作業、言うのはかんたんですが、
実はすっごく面倒で、人手がかかる作業です。
パッときれいにできる薬や方法があるわけではなくて、
目に見えない量の放射性物質でうすーくひろーく汚れたところを
くまなく取り除いたり、埋めたりするのです。
国からお金が出るからといって、すぐに放射能がきれいに消えるものでもありませんし、
除いた放射性物質をどう処理するかも、引き続きの課題です。
今回の原発事故で放出されたセシウムは、
5kg程度だったとの試算を聞いたことがあります。
わずか5kgが、日本中を震撼させるほど環境を汚したのです。
5kgを取り除くために、どれほどのエネルギーと年月が必要なのでしょうか。
いったん破壊した環境を人の力で元に戻すのが
いかに難しいことか、痛感します。
私たちは、ここから学ばなくてはいけないでしょう。
「注意一瞬、怪我一生」という古いキャッチコピーがありますが、
わずかの失敗であっても長々と尾を引くのは、交通事故も環境問題も同じかと思います。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
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明日(12月21日)のエコエグ講座は中止となりました。
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環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
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環境リレーションズ研究所
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