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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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-・-・-・-・-・-・-・お知らせ・-・-・-・-・-・-・-・
■次回の「ヤマガラの森」は大暑の会です♪
8月 4日(土) 13:00 ~ 17:00@山梨県北杜市
参加のご希望は下記からお願いします!
http://www.facebook.com/groups/234373299951760/events/
■東北被災地の津波到達地点に桜のラインを植えていくプロジェクト
「さくら守くらぶ」 お陰様で441,500円の寄附が集まりました。
ありがとうございました!
集計報告 http://www.presenttree.jp/collabo/sakuramori/index.html
現地訪問の記録 http://presenttree.jp/blog/?p=747
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●目次● 2012年7月5日号
※ お知らせ
1.コラム エネ女(えねじょ)の集いから考える
2.PresentTree北海道、6年目の森
3.原発のお金の話をしましょう
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◆1.コラム エネ女(えねじょ)の集いから考える◆
枝廣さんのところから、先日の「エネ女(えねじょ)」の報告が届いた。
「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」のメンバーに女性が少ないとのこ
とから、女性の視点をもっとクローズアップしてみようという目論見。
この基本問題委員会、枝廣さん含め女性メンバー4人の内3人が環境ビジネスウィ
メンメンバーでもあったことから、ウィメンとしても「エネ女」に協力しましょ
うということで、集客協力。約100人の女性が集結。
私自身は、遅刻&早退で実質1時間も参加できなかったが、グループワークに加
わってみて感じたこと。
1.経済成長を前提にエネルギー政策を考えることに疑問を持つ人がとても多い
=>私もそう。GDP成長を背景にシステムを考えていくこと自体に有意性を感じ
ない。過去の成長率と社会的メリットとの連関性を提示してくれないと、今後は
ますます説得力を持たなくなると思った。
2.原発のみならず、火力発電をはじめとする他の電源インフラに関するリスク
情報を求める人が案外多い。
=>これも同感。ガスパイプラインだって爆撃されれば怖い存在。
3.再生可能エネルギー志向の強さ
=>勿論これが理想!特にエネルギーは使う人が相応のリスクを負うのがベスト
なのは言うまでも無く、フクシマは使う人とリスクを負う人が乖離してい
たのが問題を複雑化したことは誰もが理解している。
以上三点が印象に残ったこと。
詳細はこちら↓の「資料6」
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/11th.htm
枝野大臣からもコメントが届いたという。
それにしても、エネルギーのリスクや地産地消を考えるとき、絶対に知っておい
て欲しいのが日本の電力事業の歴史的変遷。地産地消のエネルギーシステムに多
くのコミュニティリスクや経済的リスクが偏在してしまい、結果事業体が収斂せ
ざるを得なかったこと。
戦前にはピーク時に800社を超える電気事業者が存在した日本の電力事業は、完
全な民営主導で今の農協が電気事業を担っていた。
民営故の競争原理で業界が成り立ったが為に秩序や理念は乏しく、収益性ばかり
が重んじられコストの見合わない農山村は放置されることも多分にあったという。
当時の日本は、今で言う理想の「地産地消型電気事業」が乱立していたが、
経営力が無いくせに有象無象の個々が収益性ばかりを追求しすぎ、地域に強制労
働まで強いたりする粗悪な事業体も少なくなかった。
このような状況打破の結果としても電気事業の再編があったわけで、現体制に至
る。
勿論時代と社会環境が変わっているのにそのままでいいわけは無く、システムを
変えていかなければならないのは言うまでも無いが。。。
せっかくのシフトの時、冷徹に合理的に政策判断していかないと、結局当時に戻
りかねない、と懸念する最近である。
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鈴木 敦子/環境リレーションズ研究所 理事長
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◆2.PresentTree北海道、6年目の森◆
梅雨の季節、うっとうしいですね。そんな東京を抜け出して、「からっと爽やかな」
北海道は幌加内町(ほろかないちょう)の、北海道大学雨龍研究林を視察してきました!
ご存じの通り、ここ北海道は国内のPresent Treeプロジェクト第一号となった植栽地です。
今回は皆さまに苗木の生長の様子と、植樹するための苗木を育てる名寄(なよろ)市にある
苗畑の様子を初公開しま~す!
6月27日(水)ドぴーかん、気温29度(同日の東京よりずっと暑かった!)
旭川空港から車で2時間強。「そば畑の面積日本一」の幌加内町ですから、
途中で昼食のおそばをいただき、北海道大学「北方生物圏フィールド科学センター」
に到着・・・・・
→続きはこちらから http://presenttree.jp/blog/?p=751
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平沢 真実子/環境リレーションズ研究所 事務局
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◆3.原発のお金の話をしましょう◆
先日、官邸前で行なわれた反原発デモの参加者は、
報道では「主催者発表では20万人、警察の発表では1万7000人」。
数える人の立場によって、結果がこんなに違うものなのだなあと驚きましたが、
どちらにしろ、多くの人が原発に反対していることが
目に見える形になりました。
ただし、原発が危険で、いざとなると手に負えなくなり、
発電カスの後始末も今の科学ではできないものであるということくらいは
原発賛成派の方々も理解しているはずのこと。
そこを理由に「だから原発反対」と反対派の方々がいくら言っても、
どこまでも議論がすりあわずに、
歩み寄りも前進もできないままなのではないかと危惧します。
危険なのは分かっているけれど、
止めるとお金がかかりすぎる(供給側)。
止められるとお金がかかりすぎる(消費側)。
そのため今すごく困っている人が多すぎる。ということで再稼動なのですから
賛成派も反対派も、お金の問題から目をそらさないで
お金を軸に話をしたほうが、事態もよく進むのでは。
お金の話をしたがらない人は多いですが、
この問題に関しては、お金の話が避けられすぎだと感じています。
原発がらみのお金の話はたしかに複雑で分かりにくいので、
多くの人に伝わるようなシンプルな説明をできる方々が、
これまで以上に求められていくのではないかと思います。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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