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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
-生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく –
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●目次● 2013年11月5日号

※お知らせ※

1.コラム1:いまさら聞けない環境問題 「水俣条約」って?

2.最近の活動報告

3.コラム2:エコの流儀のいらない社会
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◆1.コラム1:いまさら聞けない環境問題 「水俣条約」って?◆

10月11日、水銀の輸出入などを規制する「水俣条約」を採択した
外交会議が閉幕しました。
50カ国以上の批准を経て、2016年にも発効する見通しです。
会議には約140カ国の閣僚ら約1000人が出席。
最終日は各国政府代表が声明を発表しましたが、
新興国や途上国からは、早期批准に向けた
先進国の支援を求める意見が相次いでいます。
最大の水銀排出国である中国は、批准に前向きな姿勢を示す一方、
「速やかな批准には資金と技術援助が必要だ」と付加え、
タンザニアの代表は「アフリカ各国の小規模な金鉱山で水銀が使われ、
特に子どもたちが水銀の危険にさらされている」と強調、
監視強化へ協力を求めました。
議長を務めた石原環境相は「途上国支援をしっかり続けたい」と発言。
次世代を担う子供たちへ負の遺産を残さないためにも
この課題に対して水俣病を経験した日本ができることはたくさんありそうです。

さて、この水銀、身近なところでは水銀電池やアマルガム(歯科治療)、
水銀計や照明器具(蛍光灯など)に使われています。
日本は水俣病の発生を受け早々に規制し無水銀化が進んでいますが、
一方、環境問題はやはり途上国ではまだまだ代替製品を導入するより
いろいろな理由から利便性が高いため、
『有用であるが有害な化学物質』に対して
途上国へどのような規制をかけるのか
(先進国がどのような支援をしていくか?)が問われています。

水俣条約って?(環境省刊行物エコジンより) p20-23
http://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/issues/13-11/_SWF_Window.html

余談ですが、当NPO法人の設立者現代表理事を務めている鈴木は、
水俣病をはじめとする公害問題ドキュメンタリーに
その問題への興味の原点があったといっています。
マスメディアのいう公害被害者ではなく、
「新しいMINAMATAブランド」を取り巻く方々と
2010年に会合した様子を私的に綴っていますので、
こちらもよろしければご覧ください。

「水俣ブランド」@100万人のエコアクションより
http://suzukiatsuko.com/archives/88

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環境リレーションズ研究所 事務局
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◆2.最近の活動報告◆

こんにちは プレゼントツリー事務局です。
先日のウルトラマンの森@飛騨高山は荒天のため、
翌春へ延期を視野に入れて中止とさせていただきました。
とても残念でしたが、楽しみにしてくださっていたお申込者の皆様方と、
また次の機会を作れればと考えております。
ご参加予定だった皆様、FBやTWITTERで告知ご協力いただいた皆様、
ありがとうございました!

さて、この秋も「そごう・西武」様との取組、
”グリーンラッピング”を継続しています
イルミネーション輝くクリスマスプレゼントに、
今年はグリーンラッピングで大切な方への贈り物を包んではいかがでしょうか?

・取組内容はこちらから http://presenttree.jp/blog/?p=801

そしてそして、今年創立50周年を迎えたパナホーム様。
「未来につなごう!緑のネットワーク!」をコンセプトとして、
住生活文化の発展と地球の未来に貢献するため、
お施主様とともに豊かな生命を育み、
自然を未来につなぐ「パナホームファミリーの森」を開設されました。
目標10,000本!
初回の植樹は社員の皆様にご参加いただきました。

・植樹の様子はこちらから http://presenttree.jp/blog/?p=802

両者とも自社の大切なお客様とともに取り組んでくださっています。
このようにPresentTreeの輪が広がっていくことは本当にうれしい限りです、
引き続きご支援をどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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環境リレーションズ研究所 事務局
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◆3.コラム2:エコの流儀のいらない社会◆

最近、エコしようと思って失敗したことがありました。

革のシステム手帳が古くなり、色がハゲハゲになったので、
色補修に出しました。
靴などを直すチェーンの修理店で引き受けてもらいました。
上品なサーモンピンクの色が気に入って長く使っていた品物です。
剥げ残った色から再現して補修してくれるというので、
できあがりをとても楽しみにしていました。「
古いものを直して使うなんて、私ってエコ♪」という自己満足ももちろん有り。

が、一週間経って戻ってきたものは、何がどうなったのか、
どぎついオレンジ色一色にべったり塗られたもの。
昔の安いタコさんウインナーの色、と言えば近いです。
「これはこれで良い色」と友人たちは言ってくれましたが、
サーモンピンクが忘れられない私は大ショックでした。
革製品の色補修はそれなりの料金がかかるので(具体的には、
新しいシステム手帳が買えるくらいの金額です)、それもまたショックの元でした。

私が革製品の修理に慣れていなかったのが悪かったのだと思います。
よく分かっている人なら、修理に出すときに
「色はサーモンピンクね」とひとこと添えるとか何か、
うまいやり方があったかもしれません。
エコにも知識と流儀が必要みたい。
でも、慣れていない人にはうまくいかないというこの難しさが、
人を遠ざけてはいないでしょうか。
古くなったら買い替えるのが当たり前という風潮の時代ですから、なおさらです。
もし「誰でもかんたんに、失敗なく、安く直せる」ということになれば、
物を買わずに直して使う人はもっと多くなるはずです。
知識と流儀があるのは素敵ですが、
知識もなく流儀も分からない人々に届いていかないと、エコは浸透しない。

浸透したエコの1つに、古本の流通があります。
古本屋は昔からありましたが、
「誰でもかんたんに、失敗なく、売れる・安く買える」をビジネスモデルにした
ブックオフ等が業界を大きく変え、古本を身近なものにしました。
流儀や知識を身に付ける必要がないから、広まったのです。
こういうエコなイノベーションがあちこちの業界でどんどん進んでいます。
が、革小物の修理みたいに、まだまだ成長途上という業界も多いよう。
しばらくは、やってみて失敗して泣くことを繰り返しながら、
流儀のいらないエコ社会を待ち望みたいものです。

なお、システム手帳は、もったいないので結局使っています。
使うたびに「あーあ、ウインナー・・・」と恨めしげににらみつけながら・・・。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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