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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
-生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく –
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●目次● 2014年1月20日号

※お知らせ※

1.コラム1:ドラマ「足尾から来た女」

2.最近の活動報告 最近の活動報告 NPO×企業のコラボレーション 2件♪

3.コラム2:移住
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-・-・-・-・-・-・-・お 知 ら せ・-・-・-・-・-・-・-
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◆1.コラム1:ドラマ「足尾から来た女」◆

こんにちは、環境リレーションズ研究所/鴨崎です。
新しい年を無事に迎えることができました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、新年第一号です。
関東では先週18(土)に放送されていたドラマ「足尾から来た女」、
皆さんご覧になりましたか?
ここ何年かほとんどドラマを見なくなってしまった私ですが、
タイトルに目が留まって思わず視聴。
事実に基づき、足尾銅山鉱毒事件をフィクションで綴っています。
物語もフィクションでありながらきちんと整えられていて、
ついつい見入ってしまうものでした、が、
長年環境分野で仕事している人間としては、視聴された方の感想が気になります。

「感動した」「よくできている」「出演陣が素晴らしい」と、
ドラマの仕立へのほめ言葉が並ぶ中、
「目の前(隣町)に住んでいるのに詳しく知らなかった」
「現在の原発問題に重ねてしまう」という感想。
ドラマのキャッチにも
~100年前の日本で”国により故郷をうばわれた人々”がいた~ と、
その時間軸の長さとともに消えゆく記憶や現代社会の問題が示唆されていますが、
視聴者の方々にもそのメッセージは届いているようです。

そして、心に残ったひとこと。田中正造の、
「都を作ったのは、町だ。町を作ったのは、村だ。村は一軒の家から作られた。
その一軒を粗末にするという事は、この国もいずれ同じ運命を辿り、滅びるだろう。
わしはこの日本が、そんな国だとは信じたくない。
だから残り16軒になっても戦う。」という言葉。
世の中に一石を投じ変革するには、
こういうド根性(とはちがうかな?)を持ち続けなければなりません、
ね!そして、う~~~ん、日々の仕事にもつながる教訓と心得ました。

25日(土)が後編です
環境問題の複雑さを未だ理解せずに繰り返す私たちの煩悩に良い刺激になるのでは、と、
N○Kさんの広報では決してありませんが(という前置きのもと)、
ご興味のある方は、是非ご覧になってみてください。

最近、児童福祉施設を取り上げたドラマが疑義されていますが、
やはり、ドラマのインパクトは大きい。
みなさんの環境を考えるきっかけになれば、と、今回ご紹介させていただきました。

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環境リレーションズ研究所 事務局 / 鴨崎志保
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◆2.最近の活動報告 NPO×企業のコラボレーション 2件♪◆

皆様にもよくご存じいただいているプレゼントツリーですが、
こんなコラボもやっています。
企業活動のご参考にコラボページも時々チェックしてください、ね♪

■PresentTree × FUJIEI様
【ご担当者様の声】
木材を消費するわたしたちにとって、
その木材を再生することにより環境が保たれ地域が活性するというサイクルを作るのは、
企業として、社会としての義務であるように思います。
Present Tree通して今の日本の環境というのを改めて見つめ返すという
良い機会になりました、、、

続きはこちら・・・
http://www.presenttree.jp/collabo/fujiei/index.html

■PresentTree × FUJITSU様
富士通社主催の女子プロゴルフトーナメント「富士通レディース」の
グリーンプロジェクト「バーディーforグリーン」により、
岩手県宮古市に「復興と協働の森」を新設しました。
三陸沖の豊かな海の源となる水源林域の森林再生活動を通じて、
生物多様性や環境保全の大切さを学びながら、
復興と地域活性化に貢献してまいります。

続きはこちら・・・
http://www.presenttree.jp/collabo/fujitsu/index.html

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環境リレーションズ研究所 事務局
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◆3.コラム2:移住◆

何を今更、と笑われてしまうかもしれない話です。
「温暖化で海面上昇、数億人移住必要に IPCC報告書案」
という記事を新聞で読みました。(1月8日朝日新聞)

数年前の私なら、
「移住かあ。海沿いの人は大変だなあ」で済ませてしまっていたでしょう。
どちらかといえば、温暖化の影響としては
食糧難や自然災害などのほうが気にかかって。

でも、今なら分かる。移住は人生の悲劇です。絶対に避けなければいけない。

認識不足を笑われてしまうかもしれませんが、
東日本大震災で故郷が被災し、移住が身近なことになるまで、
移住の大変さを分かっていませんでした。
紛争や災害、開発などで移住する人のニュースを見ることはあっても、
無関心でした。

生まれ育った土地を見捨てるのは、
自分の足を切り離すようにつらいということも知らなかった。
生活の場から急に断絶されるのは、
自分自身を切り刻まれるようなことだということも。
移住のショックやストレスは死ぬほどつらく、
本当に亡くなってしまう人も少なくないことも。
ふるさとがこの地上から無くなることの意味も。

冒頭の記事はあまり世間では騒がれていませんが、
数億人が移住するということのインパクトを、
もっと深刻に考えてもいいと思います。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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