当法人は、平成19年11月以降、株式会社ビーボコーポレーション(以下、ビーボ社)とのパートナーシップのもと、インドネシアのカリマンタン島での植林事業「Present Tree for Orangutan(オランウータン)」(以下、本件事業)を実施いたしました。しかしながら、ビーボ社が植林オーナーの皆さまからお預かりした出資に係る満期返還金(総額にして648万円相当額)を一切返還しないという事態が起きました。さまざまな交渉を試みましたが、全く進展が見られなかったため、当法人では令和4年7月21日付で同満期返還金全額の返還を求める民事訴訟を東京地方裁判所において提起いたしました。その結果、令和5年8月4日付で当法人の請求を全部認容する旨の勝訴判決が確定しましたため、ここにご報告をいたします。
しかしながら、同判決が確定したにもかかわらず、今日に至るまでビーボ社からは同満期返還金を一切支払われていない状況が続いております。
当法人としては、本件事業に係る植林について、植栽管理の期間は全て終了し、植栽管理の義務は果たしております。そのような状況にもかかわらずビーボ社は、支払に応じず、被害に遭われた植林オーナーの皆さま、および当法人は大きな損失を被っています。この大変憂慮すべき事態について、ビーボ社の被害に遭われた植林オーナーの皆さまに向けて、満期返還金が一切返還されていないことの報告と、裁判所においても勝訴判決が確定したことをお知らせいたします。
また、現在に至ってもビーボ社から一切の連絡もないことを合わせてご報告いたします。私どもも植林オーナーの皆さまと同じく被害者的立場にありますため、大変恐縮ではございますが、植林オーナーの皆さまから何らかの対応や情報提供のご希望を当法人にいただきましても、お受けすることが叶いません。ご理解賜りますようお願い申し上げます。
今後もビーボ社に対しては、真摯な対応を求めてまいります。
皆さまには、今後も変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。