2月20日(木)、大手町の3×3Lab Futureにて開催された自然共生フォーラム「『企業とつながる甲斐の森』生物多様性とウェルビーイング」に、理事長の鈴木がゲストスピーカーとして登壇いたしました。会場とオンラインのハイブリッドで行われた今回のフォーラムでは、講演後に参加者同士の活発な交流が行われ、大いに盛り上がった会となりました。

まずは第一部、ゲストスピーカー3名からプレゼンテーションが行われます。トップバッターは、やまなし森づくりコミッション・シニアアドバイザーの島田欣也氏。実はプレゼントツリー立ち上げ当初、山梨の森づくりのきっかけを作ってくださった方でもあります。山梨県では企業の森づくり活動が年々増えており、相談件数も増えているという現状が発表されました。

続いて理事長の鈴木からは、山梨県でのプレゼントツリー活動についてお話をいたしました。様々な森や森で活動する楽しそうな人々の写真が登場し、「やってみたい!」「行ってみたい!」と思ってくださった方も多かったのではないでしょうか。

続いて、山梨県の地元企業である「クスリのサンロード」専務取締役の山下光浩氏。地域住民の健康と地域活性化を目指すオンリーワン企業で、さまざまなSDGsの取り組みを行っています。その中で森づくりにも取り組み、地域住民や学生とともに役員や社員が森づくりに関わることで「次世代に山梨県の森を残していこう」という実感が得られた、とお話されていました。

最後に、主催者である森林文化協会・常務理事の関岡哲哉氏より、森林文化協会の取り組みについてお話がありました。個人的に感銘を受けたのは、森づくりに関わることが企業内のウェルビーイング(健康増進・心理的安定)向上やチームビルディング(目標達成・人財育成)につながる、ということ。プレゼントツリーでの企業イベントでもなんとなく感じていたことではありましたが、改めて森づくりの可能性を強く感じました。

第二部は、トークセッション。司会の2024ミス日本みどりの大使・安藤きらり氏が各ゲストに質問を投げかけます。森づくりに関わる従業員の反応や、若者の環境意識の高まり、自然共生サイトへの注目、森づくりに関わる企業側のメリット…等々、様々な話題が展開され、大変意義深い時間となりました。



講演後は、会場にいる皆様との交流タイム。皆さん活発に交流されていて、会場は大盛り上がりでした! 会場に足を運んでくださった皆様、オンラインにてご視聴くださった皆様、ありがとうございました。そしてこのような素晴らしいフォーラムにお声がけくださった森林文化協会の皆様、本当にありがとうございました。これからも一緒に全国の森づくりに取り組んでいきましょう!
