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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
-生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく –
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●目次● 2013年2月5日号
※ お知らせ
1.コラム1:ムラとマチとをつなぐ Vol.5 「野良仕事をしなさい!」
2.お知らせ 認定NPO法人に寄附した時の寄附金控除について
3.コラム2:この際、空気について少し学んでみる
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◆1.コラム1:ムラとマチとをつなぐ Vol.5 「野良仕事をしなさい!」◆
柳生博さんの「野良仕事をしなさい!」という言葉から始まったこのコラムですが、
だいぶ話がそれてきてしまいました。
前回、「資金が集まれば森林は再生するのか?」という問いかけで終わりましたが、
皆さんはどのように考えますか?
私は、資金は最低限必要なものではあるが、それだけでは森林は再生しないと
考えています。短絡的にいえば、補助金や助成金など森林に対して提供される
資金は世の中ごまんとあるのに、なかなか森林再生に決着の糸口が見えてきて
いないことからも窺えることです。っとも再生ニーズのある森林が手に負えないほど
あるということもあるのですが。
国内の森林再生に使える他力本願の資金としては、林野庁をはじめとする
国や各都道府県市町村の補助・助成金や財団法人などによる助成金制度が
あります。前者はいわゆる森林組合向けの資金源で後者はNPO活動向けの
資金源となっているのが一般的です。両者の性質は異なるものですが、「森林
を整備するために使いなさい」という目的は同じです。
行政からの補助金は森林整備にかかる費用のおよそ30%~68%ぐらいが補助
される制度で、残りはその森林を経営している主体(多くは土地所有者)が負担
します。私はこの補助金の割合を聞いた時、「そんなに国から補助が出るのか!」
ととても驚き(通常のビジネスでは考えられない手厚い補助制度だったので)、
「それなのに、なぜ整備を放棄された森林はなくらないのか」と。そして、森林の
仕事に携わる中で多くの所有者の方々が「気にはなっていたが自分一人では
なにもできないと思ってた」とおっしゃいます。つまり、『興味・関心』と『やる気』
、
そして『背中を押す存在』が乏しいからだということが分かってきたのです。
この所有者の『興味・関心』『やる気』を引き起こし、『背中を押す存在』が集ま
ることで、森林再生がまた一歩進みます。そして、その一つがマチ側市民の
森への興味とニーズの提示なのではないでしょうか。
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鴨崎 志保/環境リレーションズ研究所 事務局長
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◆2.お知らせ 認定NPO法人に寄附した時の寄附金控除について◆
今年も確定申告の季節がやってきました。既にお済みの方もいらっしゃるかと
思いますが、2012年一年間に当団体へご寄附いただいた皆様に向けて、
事務局より「寄附金領収書を発行いたしました。
当NPO法人は、国税庁の認定を受けた認定NPO法人です。
そのため、当団体への2,000円以上ご寄附いただいている個人の方は、
確定申告により納入済みの所得税の一部が還付されます。
是非、この機会に寄付金控除の制度をご活用ください。
また、万が一、お手元に未だ届いていない場合には、お手数ではございますが
事務所へご一報いただけますと幸いです。早急に対応させていただきます。
■お問い合わせ
http://www.env-r.com/contact/er-pm.html
【参考:国税庁HP】
■認定NPO法人制度
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/denshi-sonota/npo/npo.htm
■「寄附金を支払ったとき(PDF/547KB)」
http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/pdf/11.pdf
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環境リレーションズ研究所 事務局
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◆3.コラム2:この際、空気について少し学んでみる ◆
中国の大気汚染がひどく、日本にも影響するおそれがあるという
センセーショナルなニュースが飛び交っています。
常に吸うものですから、空気が汚れていると聞くと気になりますよね。
ともすれば「中国の空気は汚れている」、
一方「日本の空気は大丈夫」といった捉え方がされがちですが、
この際、日本の空気について、ちょっと頭を整理してみてはいかがでしょうか。
いま自分が吸っている空気がどのくらいきれいであるか、
それが汚れたときにどんな影響があるかを知っていれば、
中国の大気汚染がどのような程度のものであるかを
もっと冷静に受け止めることができるのではないかと思うのです。
まず、日本の空気がどれくらい汚れているかの情報はこちら。
「環境濃度の推移」
http://www.erca.go.jp/yobou/taiki_taisaku02_02
(同上)
実際の数字はページの一番下のリンクから。
また、光化学オキシダントは増加傾向、
ほかの物質は年々減ってきているということも分かります。
住んでいる場所の大気について、行政が情報提供してくれていることもあります。
東京都では、大気汚染の状況を、なんとリアルタイム更新!
「大気汚染地図情報(速報値)」
http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/cgi-bin/bunpu1/p101.cgi
(東京都環境局)
さらに、自宅の大気汚染状況をチェックすることもできます。
私は、あちこちで二酸化窒素の量を測定している団体に申し込んで
自宅ベランダに測定カプセルを取り付け、量をはかってもらいました。
ちなみに、ベランダは幹線道路に面している2階で
結果は0.030ppm、「少し汚れている」とのことでした。
排気ガスが多く、空気がとても汚いと感じていたのですが
測ってみると「意外と低いんだな」という印象です。
次に、空気が汚れているとはどんなことか、について。
「主な大気汚染物質と人体への影響」
http://www.erca.go.jp/yobou/taiki_kankyou03
(「大気環境・ぜん息などの情報館」 独立行政法人 環境再生保全機構)
こちらに、主な大気汚染物質と、どんな影響が人体にあるかについて
分かりやすくまとまっています。
話題の「微小粒子状物質(PM2.5)」をはじめ、
「窒素酸化物」「光化学オキシダント」など、聞いたことのある物質が並んでいます。
PM2.5の影響は、呼吸器疾患や肺がんとありますね。
ここまでは大して苦労もなく調べることができますので、
ぜひ、チェックしてみてくださいね~。
以前、大気汚染と聞いてもピンと来なかった私に、ある方が言いました。
この方は、日本でも有数の工業地帯で生まれ育っています。
「公害はひどかったですよ。
だって、小学校で、同級生が公害でぜんそくになって死ぬんですよ。」
そう言われるとショックでした。
ちなみに、この都市は空気をきれいにすることに取り組み、
今ではファミリーに人気のベッドタウンとなっています。
世界中の空気がきれいになりますように・・・!
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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