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何から話そう! 環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
-生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく –
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●目次● 2013年2月5日号

※お知らせ※

1.コラム1:ムラとマチとをつなぐ Vol.6 「野良仕事をしなさい!」

2.ご報告:「PT熱海の森」植樹イベント開催しました!

3.コラム2:名前で得する天然ガス?
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■熱海の森 植樹イベント活動報告
http://presenttree.jp/blog/?p=782

■ホワイトデー特集
http://www.presenttree.jp/item/whiteday.html
チョコレートのお礼は地球への贈り物。
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◆1.コラム1:ムラとマチとをつなぐ Vol.6 「野良仕事をしなさい!」◆

前回少しふれました、森林再生には何が必要か?というと問いかけに対し、
『興味・関心』『やる気』を引き起こし、
『背中を押す存在』が必要ではないかということで終わりました。

「野良仕事をしなさい!」で事あるごとに触れてきた”マチ側のニーズ”が
ヤマ側を変えていくとうこと。
実は環境リレーションズ研究所で運営しているPresentTree

(http://www.presenttree.jp/index.html)では、
自らの手でヤマ側を変えてみようと実験的に取り組んでいるサイトがあります。
それが「Present Tree from 熱海の森」です。

この森はもともと「里山」として機能してきた森林の一部にありましたが、
ほぼ半世紀にわたって放置され暗い森に変わってしまいました。
手入れをしながら大切な森の資源を使い続けるという循環が断たれ、
台風等自然災害による倒木や鹿の食害などによって、鹿の忌避植物である
シキミ、ヒサカキ、ヒイラギ等の小中径木常緑樹やつる植物が生い茂り、
陽光が差し込まなくなりました。

そこで、ヤマ側としてできる森の手入れを2010年から始めています。
少しずつですが、光が入ることにより、
出現する生物の種類も多くなってきました。

生物多様性が高まった森には、さまざまな対話や交流が生まれます。
そして、森は私たちに豊かな恵みを与えてくれます。かつて私たちの祖先が
経験した森からの収穫の喜びを、この森で再現したいと思います。
将来的な構想としては、山の幸の栽培を図り、苗木の里親や
ボランティアの方々とともに、里山の楽しさ豊かさを復元していきたいと
考えています。

そして、マチ側におられる皆様へご協力のお願いです。
さて、春一番の吹いた3月1日にこの「Present Tree from 熱海の森」で
卒業記念樹の里親さんを先行募集開始しました。
対象は、この春熱海市内の学校を卒業される方々とそのご家族です。
お近くに熱海市内のご友人ご親戚がおられましたら、ぜひこの森づくり
へのご協力お知らせください。
私たちの活動に皆様が興味を持ってくださること、そして背中を押して
くれる方々が増えること、それが継続的な森林再生に繋がります。

【熱海の森の詳細情報】
http://www.presenttree.jp/lineup/lineup19b.html

PresentTreeでは、全国に散在する荒廃林の再生事業を「地域振興」
事業として取り組む必要があると考えています。森の手入れだけを行っても、
地元や周辺地域の人びとの森に対する継続的な想いや関心がないと、
森はまた忘れ去られ、やがてまた荒廃に向かう危険があるからです。
そのため、まずは熱海市の方々への協力を仰いでいます!
皆様のご協力をお待ちしております。

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鴨崎 志保/環境リレーションズ研究所 事務局長
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◆2.ご報告:「PT熱海の森」植樹イベント開催しました!◆

2月24日(日)、晴れ渡る青空のもと、
静岡県熱海市下多賀の「PT熱海の森」で植樹イベントを開催しました。
昨年4月に350本ほど植樹したエリアにつづき、コアボランティアの
皆さまの月例作業のおかげで、新規植樹エリアを造成できました。
急斜面もあるので歩きやすい作業道をつくり、除伐を進め、ようや
く植樹ができる状況になったのです。
今回は、明治神宮の森のドングリから苗木を育てている「NPO響」さん
から、コナラの苗木100本を調達しました。
前日23日に明治神宮の苗床にお邪魔して、お嫁入りの作業……
続きはこちらから
http://presenttree.jp/blog/?p=782

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環境リレーションズ研究所 事務局
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◆3.コラム2:名前で得する天然ガス? ◆

商品の名前を変えただけで、売れ始めるということがあります。
芸能人も、名前を変えると印象も変わり、ヒットすることがありますね。

私が常々「名前で得してるなぁ」と思うのは「天然ガス」です。
英語ではnatural gas。
化石燃料の一種で、主成分はメタン。地面の深いところに埋まっています。
身近なところでは、都市ガスの原料です。
最近はアメリカ産シェールガスなどの話題で、新聞に出ることも多いですね。

天然ガスは環境にやさしい、と言われることがあります。
燃やしたときに出るCO2の量を比べると、
石炭を100としたとき、石油は80、天然ガスは60で、確かに少ない。
いま石炭や石油を使っているところを、天然ガスに置き換えると、
大きなCO2削減になりそうです。

でも、やっぱり「天然」という名前がエコっぽい分、
イメージで得をしていると思います。
例えば「天然ガス自動車」と言うと、なんだかすごくエコそう。
「メタン自動車」や「都市ガス自動車」と比べて、どうでしょうか。

CO2が少ないと言っても、ゼロではないのに、
よくクリーンなイメージで語られることが多いのが天然ガス。
また、メタン自体の温室効果は桁違いに大きいのに、
それはあまり脚光を浴びません。

昨今の、天然ガスをどんどん産出してどんどん燃やそうというような動きは、
ひとつには名前から来る良いイメージが手伝っているような気もします。
イメージに捉われずに、正確な判断をして
天然ガスもうまく使っていきたいものです。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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