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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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・2月25日(土)~26日(日) 新燃岳災害復興祈念植樹ツアー開催!
宮崎県高原町のプレゼントツリー植栽地において、吉本興業様とのコラボ企画!
「よしもと住みます芸人」が同行し、高原町の広報宣伝に貢献していただくとともに、
参加者皆さまのコミュニケーションの潤滑剤としてのファシリテーターを担っていただきます。
宮崎空港でのお迎えから解散まで、参加者の皆さまとご一緒させていただきます。
詳しくはこちら:
http://presenttree.jp/blog/?p=730
・3月4日(日)「さんむ日向の森」で植樹イベント開催!
千葉県山武市の「さんむ日向の森」では、
自然と共生する「循環」の森づくりをしています。
植樹イベントへの参加はこちら:
http://www.presenttree.jp/contact/postmail_0304sannmu_event.html
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●目次● 2012年2月5日号
※ お知らせ
1.再生可能エネルギーとスマートグリッド vol.12
2.節電グッズは買いどき?
3.セミナー・イベントご案内
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◆1.再生可能エネルギーとスマートグリッド vol.12◆
今回を入れて残すところ3回となりました、「再生可能エネルギーとスマー
トグリッド」。第12回目の今回は、グローバルな視点でスマートグリッド
関連ビジネス内の競争を勝ち抜いていくための課題点について考えていき
たいと思います。
グローバル市場で勝ち抜いて行くために最も必要なことの一つは、自らの
技術・製品をグローバル市場における基軸(スタンダード)にすることで
す。そこで重要になってくるのが「標準化」と呼ばれるグローバル市場の
ルール作りです。これまでも様々な技術・製品に関する標準化の競争がお
こなわれてきましたが、その競争において日本企業はしばしば、「技術で
勝って市場で負ける」と言われてきました。日本企業は他国企業よりも高
い技術力を持ちながら、多方面への積極的な関わりを通じてそれを拡げて
いくことができなかったため、市場で孤立し、結果的に国内のみで通用す
るものになってしまったものが多くあります。その典型が携帯電話産業で
す。しばしば「ガラパゴス化」と揶揄されていますが、日本の携帯電話は
技術傾倒の独自的な進化を遂げたため、日本メーカーが作った携帯電話市
場は国内のみで普及し、AppleやSamsung、RIMなどが行っているように
グローバルマーケットを対象としたビジネスに参入することができていま
せん。
標準化は国をまたいだ企業間の相互理解や互換性の確保、消費者利益の確保
などを図る上で重要であり、すなわち、国際的に技術を普及させ、グローバ
ル市場でのプレゼンスを確立していくためには、標準化競争を勝ち抜いて
行くことが必要不可欠です。スマートグリッドやスマートコミュニティを構
築する際にも、これまで連載内でお話したように多くの技術が存在し、それ
らの標準化競争に積極的に参加し、グローバルスタンダードのルール作りの
イニシアティブを勝ち取っていかなければなりません。さらに、スマートグ
リッドは、個々の製品や技術だけではなく、統合されたトータルパッケージ
として提案・普及して行くことが必要です。そのためには、社会全体でスマ
ートグリッドがどのような使われ方をするかというビジョンを描き、そこか
ら自らの得意分野を中心にバックキャスト的に展開し、標準化を目指してい
く必要があります。
さらに、これまでの標準化競争では、自らの技術・製品を先に市場で普及さ
せることによってその技術・製品が「事実上の標準(デファクトスタンダー
ド)」であると他企業に認めさせるという手法が広くとられてきましたが、
スマートグリッド関連技術の標準化競争において欧米は、技術を広めるより
前にまず標準化競争に勝つことを目指し、その後市場に広めていく、という
動きを仕掛けていると言われています。この動きに対応していくためにはこ
れまで以上のスピード感が必要になってきます。以上の「トータルパッケー
ジとして売り込む必要性」と「スピード感の重要性」、二つの条件を解決す
るためには、一企業だけではなく、「オールジャパン」体制で望んでいかな
ければなりません。次回は、標準化の問題を中心に、このオールジャパン体
制の重要性についてお話ししていきたいと思います
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神内 佑大/環境リレーションズ研究所ボランティア
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
◆2.節電グッズは買いどき?◆
夏に引き続き話題の「節電グッズ」、皆様は買いましたか?
盛大に売り出されているほどには、売れていないようだなあ、というのが
個人的な感覚なのですが、実際はどうなのでしょうね。
節電グッズ売り場は玉石混交。
「これは便利、本当に節電だ!」とうなりたくなるグッズから、
「ブームに乗ってエコって言ってみただけでしょ」グッズまで、
様々なものが揃っています。
これは良かった、これはイマイチだった、等のみんなの感想を集めてみたら
おもしろいでしょうね。
私がおすすめしたいのは、一つはマイクロファイバーの敷きパッド。
シーツの上に敷く、ふわふわの厚手の布です。
これと湯たんぽで、体感温度が10度は違う気がします。おかげで寝室は暖房要らず。
ちゃんとしたボアシーツは高いのですが、
敷きパッドは安いものは1000円を切っていたので驚きました。
まだ持っていない方は、ぜひ!
反対に外れだったのが、繰り返し使えるエコカイロです。
温かさがあまり持続しない上に、「お湯につけると戻る」という触れ込みだったのが
しっかり固まってしまったためか、全然戻りませんでした。
いろいろ調べた結果、沸騰したお湯で15分くらいグツグツ煮ることで
ようやくまた使えるようになりました。
使い捨てでないのはいいのですが、戻すのに必要な熱量が多すぎでした。
これなら、昔ながらのハクキンカイロのほうが便利かな。
使い方によって、節電になったりならなかったりするのが
「ルクエ」に代表されるような、電子レンジ用のシリコン製容器。
電子レンジは、加熱する時間が短くて済みますし
お湯を沸かさずに野菜を調理できるので、節電イメージがありますが、
実際、短い時間でもけっこうな電力を使うものです。
メニューにもよりますが、シリコン製容器を使って料理を一から作ると
それなりの電気を食うと思ってよいでしょう。
一方で、冷やご飯を温めるのに使うのでしたら、
炊飯器で保温しておくより、かなり節電になります。
節電グッズは、賢く選べばエコに、しかもかなり快適に暮らせます。
商品がこれまでに無いほど出揃っているこの冬が終わる前に、
もう一度お店をチェックしてみてはいかがでしょうか。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
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次回の講座の日程は未定です。
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環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
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環境リレーションズ研究所
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