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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2009年11月20日号

1.クリック募金

2.【pacoの目×ecoの芽】015「GNHを等身大で捉える視点」

3.25%を削減してみる(2)

4.はみ出し主婦のエコ(?)日記「太陽光発電買取スタート」

5.セミナー・イベントご案内
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◆1.クリック募金◆

ボランティアに参加して何か自分も役に立ちたい。日々そう思っている方は、
特にこのメルマガを登録してくださっている方の中には多いのではないで
しょうか。
とは言っても、毎日の仕事に加え、家事や習い事や諸々の予定は仕事以外の
時間に割くことになるので、時間がない状況のなか、何もしていない自分に
日々悶々とされている方、もいらっしゃるかもしれません。
今日は、時間がなくても、お金がなくても、環境のためにできることがある!
ということで、クリック募金について書いてみようと思います。

そもそも、クリック募金とはパソコン上でクリックするだけで募金ができる
というものですが、良いところは、クレジット決済や振込みなどの金銭の
やり取りが不要で、気軽に参加ができる点です。大抵は個人情報を登録する
必要もなく、団体側からは誰が募金してくれたのかは分かりませんが、参加者
にしてみれば匿名で寄附できる所も気楽なのではないでしょうか。
クリック募金は多くの場合、1クリック1円で、同じパソコンからは1日1回しか
カウントされないといった設定が多いので金額としては小額ですが、参加者
としては、たとえ1円でも貢献できたことが嬉しいものですよね。
さらにクリック募金の運営サイトによっては、テーマ別に「森林保全」や
「砂漠の緑地化」「人道支援」「環境教育」といったテーマ別や団体別に分類
して活動を紹介しているところもあり、参加者は、活動の中身を知ることが
出来ると同時に、支援したいと思う団体に募金をすることができます。

寄付金をいわば肩代わりするスポンサー企業にとっても、企業として環境への
貢献を活動として見えやすい形でPRでき、費用面もそれほどかからないため
取り組むに当たってのハードルが低い、というところが正直な魅力なのでは
ないでしょうか。
スポンサー企業の費用面という意味では、初期費用と運営費はあまりかから
ない一方、寄附金については、クリックする人数次第ということになります。
総務省の「平成20年通信利用動向調査」という情報によると、日本の
インターネット利用者数は、9,091万人ということなので、単純計算で
インターネット利用者が1日1回クリック募金するだけで、全体で9000万円
くらいの募金ができるということになります。そう考えると1人1円でも威力を感じ
ますね。

今週より、環境リレーションズも「募金箱」というクリック募金への参加を
開始したところですが、今や当たり前の存在となったインターネットの世界で、
NPOや企業は何ができるのか、クリック募金をきっかけに、考えてみたいと
思いました。

情報通信白書 for Kids (総務省)
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/kids/index.html
「平成20年通信利用動向調査」もこちらで確認できます。

クリック募金「募金箱」
http://env-r.bokinbako.org/
クリック以外に、お買物や登録でも募金ができます。

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桑原礼子/環境リレーションズ研究所
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】015「GNHを等身大で捉える視点」◆

先週木曜日、環境リレーションズ研究所で、いつもの「AIRミーティング
エコエクゼクティブ講座」を行いました。初参加の方も含めて、
6人の方に集まっていただき、Gross National Happinessという考え方について
レクチャー&議論しました。

最初に、GNHですが、これはブータンというチベットの小国が、
自分の国の方針として打ち出しているもので、GDPに代わる自国の発展の方向として、
国民の奏功服をあげていくのだという考え方をとっていることに始まります。

このGNHに、特に先進国の環境問題などに取り組む人たちの一部が反応し、
これからはGDPからGNHへ、というように、ちょっと礼賛モードになっているところもあり、
果たして、これをどう考えればいいのか、ということを学んでいこうと思ったのです。

はじめに、GNHの考え方について、ふたつの資料を読んでもらいました。
http://suizockanbunko.com/up/butan_gnh1.pdf
http://suizockanbunko.com/up/butan_gnh2.pdf

■GNHの基本は、あくまでブータンのものである

今世界から注目されるGNHですが、その概念を決めていくコアは、
ブータンにあるということを忘れてはいけません。
ブータンはチベットの小国で、経済的には貧しい国です。
物質的な豊かさは乏しく、携帯電話の普及率も10%前後。
電気のない生活をしている人もたくさんいます。・・・

○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2009/11/by_pacopacoeco015.html#more

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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.25%を削減してみる(2)◆

首の痛みを少しでも楽にするべく始めた、通勤バッグの中身重量25%削減作戦。
前回は、まず中身の洗い出しと、ひとつひとつの計量を行い
単なる「私のバッグ、重いなあ・・・」ではなくて
何がどれだけ具体的に重いのかを知るところから始めました。
その結果、内容物のトータルは1,085グラムであることが分かりました。
その25%、つまり271グラムが削減目標です。

カード入れから要らないカードを抜き、
持ち歩く必要がないハンコや小物類をバッグから出して、
さっそく135グラムが楽々削減できました。

そこから先が、痛みを伴う改革です。
とても気に入って使っていた手帳「F」400グラム、
仕事の能率を格段に上げてくれるシステム手帳です。
これが一番重いアイテムで、ここにメスを入れなければ首の痛みは解決しないことは、
うすうす分かってはいましたが、重いのをがまんしてずっと使ってきたものです。

でも今回は、聖域なき構造改革。
エイと思い切って、手帳をFでない小型のものに替えました。
ただ、できるだけFの機能をそのまま引き継げるよう
中身には工夫をし、手をかけました。

その結果、使い勝手はFよりは良くなくなりましたが、
160グラムのシステム手帳が完成。
一気に240グラムが削減でき、先の楽々削減と合わせて375グラム、
目標のマイナス25%を大幅に上回る、35%の削減達成です!
バッグを持ったときの、あのずっしりと首に響く感じがなくなり、
とても快適になりました。
使い勝手も、がまんすればできる範囲です。

【教訓】
・いらないものを外すだけで、ある程度の削減は楽々達成できるものだ。
・でも、削減幅を大きくするためには、痛みもがまんしないと。
・いざがまんしてみると、案外がまんできてしまうものだ。
・25%の削減目標、難しいようで案外すぐに削減できる数値だ。

温室効果ガス削減25%、希望を持ってがんばりましょう!

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.はみ出し主婦のエコ(?)日記「太陽光発電買取スタート」 ◆

この11月1日から太陽光発電買取がスタートした。

自分のうちで作った電気が余ったら電力会社が
買い取ってくれるシステムらしい。
太陽光で発電できるシステムが随分増えたようだ。

我が家も日当たりだけはいいので是非に!と
思うのだが残念ながらマンション用は
なかなか話に上らない。

どうも「法的」にマンション棟の上で
作った電気を各戸に分散させることができないようだ。

ベランダでちょっとできた電気を家で使えたら、
と思うのだが、余りの知識不足で歯がたたない。

学校での太陽光発電もぼちぼちだが試みられているようだ。

学校や図書館や公会堂、公民館など公の施設で
太陽光発電だけでなく
もっともっと具体的な「環境対策」を実施してもらいたい。
(例えば紙のリサイクル、ゴミの学習など)

それと中学や高校の理科とか技術の授業で
マンションのベランダでもできる
「簡易式太陽光発電システム」みたいなものを
作るようになるととってもうれしいのだけど・・・

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さえじゅん/環境リレーションズ研究所 ボランティア
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5.セミナー・イベントご案内

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■□■ 2009秋の植林体験ツアー 「プレゼントツリー南九州球磨村」■□■
■□■ 2009年12月5日(土)~ 6日(日)締切間近! ■□■

プレゼントツリーライブから始まった「プレゼントツリー南九州球磨村」で
2009秋の植林体験ツアーを開催します!
景観の豊かな秋の森で、植林をしながらリフレッシュしませんか?
おひとりでもご家族でも、お友達同士でもご参加いただけます(^^)
皆様のご参加をお待ちしております。

*詳細・お申し込みはこちら
https://www.presenttree.jp/tour_kuma2009.php

*締切日:2009年11月20日(金) *お早めにお申し込みください*

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◆◇ 「ヤマガラの森」大雪の会 12月5日(土)実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、保全活動を
行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、山仕事を
やってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/2009/10/11-92f9.html
※雨天・荒天の場合は中止

お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して結果の出せる
「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座です。
月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャーしつつ、
集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで落とし込む
可能性を模索したいと思います。

*2009年12月17日(木) 19:00–21:00

「日本企業の環境音痴度」
*日本企業、特にいくつかの業種は、環境問題と企業の本質的な関係を理解できずに、
わけのわからない対応を繰り返しています。その「音痴度」とは?

*申込期限:12月16日(水)

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・お問合せ内容:「セミナー・ワークショップ」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/support/index.php

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPなどでご確認ください。)

来年のエコ・エグ講座で学んでみたいテーマがあれば、ぜひotayori@env-r.comまで
お寄せください。

■2010年1月14日(木) 19:00–21:00

「テーマ未定」

■2010年2月16日(火) 19:00–21:00

「テーマ未定」

■2010年3月13日(火) 19:00–21:00

「テーマ未定」

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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所が発行して
いるメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと
心がけていますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない~!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知ってるわ
け?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間に
参加したい!」…etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
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