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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2009年12月5日号
1.社内販売会に参加してきました
2.【pacoの目×ecoの芽】017
行政刷新会議が「もんじゅ」を認めるとは……怒
3.25%を削減してみる(2)
4.はみ出し主婦のエコ(?)日記「インフルエンザワクチンに思うこと」
5.セミナー・イベントご案内
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プレゼントツリーに新しくネクタイが出来ました!
おなじみのプレゼントツリーの木のマークをモチーフにしたオリジナルデザイン
です。
ネクタイ10本につき1本のプレゼントツリーの木が国内に植わります。他にも
カーボンオフセットが付いています。今年のXmasは、大切な方へエコな贈りもの
はいかがでしょうか。詳しくは、こちらから・・・
http://www.presenttree.jp/option/necktie.html
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◆1.社内販売会に参加してきました
12月に入って、一段と寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
雨模様で寒い日となった昨日(3日)は、JCB様の社内販売会に参加させていただきました。
JCB様では、定期的に年に2回ほど、CSR活動の一環として、NPO団体を集めた社内販売会を
実施しています。
販売会には当所のほか、フェアトレード商品や食品などを販売する団体さん等合計4団体が
参加していました。販売会の開催時間は、夕方の2時間限定という短い時間にも関わらず、
多くの方が足を運んでいました。お夜食なのか、身軽にささっとパンをいくつか
選んでレジに並ばれる社員の方もちらほら見かけ、お仕事をもう一頑張りされるかな、
などと思いながら、急ぐように戻って行く方の背中をお見送りさせていただきました。
さて、環境リレーションズのブースでは、プレゼントツリーのご紹介をメインに、
環のはしや、バングラディシュの女性によって作製されたパイナップルフレームなどを
展示・販売いたしました。
ブースに立ち寄ってくださった方には、プレゼントツリーや商品のご紹介をさせて
いただくのですが、今回は、反対に私達の方が教えていただいたある出来事がありました。
ある女性のお客様が、環のはしの前にいらしたので、「このお箸は間伐材を使用した
お箸なんですよ。」「さらに500膳ごとに1本の木が植わります。」、
「吉野杉で出来ていて、持つととっても軽いですよ」と、所員から特徴をご説明差し上げて
いますと、「違う色のお箸はありませんか?」とおっしゃいました。
環のはしは、1本ずつ木目は異なりますが、色としてはうるし塗りとうるし塗りを
していないものの2種類なので、「色」としての違いはそれほどないのです。微妙な
漆の塗りの加減が違うものをお探しなのかと思っていますと、家族で一緒に使うとき
どれが自分のお箸か分からなくなるので、お箸に刻印されているロゴマークの色の
色違いはないか?ということでした。ロゴマークの色は赤の1色のみで作っています。
確かに、家族で使う場合、お箸はそれぞれ自分のものが分かる方がいいですよね。
その方は、結局1膳だけ買われていったのですが、色違いがあったら家族で使えたのに、
申し訳なく思いました。
使う立場で実際の声を聞いて初めて気づくことって、実は多いのかもしれませんね。
皆様の声を実際の企画やプロジェクトに生かしてゆきたいと思った出来事でした。
今後とも忌憚のない声をお寄せください!ご支援のほどよろしくお願いいたします。
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桑原礼子/環境リレーションズ研究所
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】
017 行政刷新会議が「もんじゅ」を認めるとは……怒◆
行政差新会議ネタです。ご存知の方もいると思いますが、刷新会議の
仕分け人として、第三ワーキンググループに参画していて、
名簿では本名(渡辺和幸)で載っているので、確認してみてください。
先週の火曜日、行政刷新会議の前半戦最終日の討議が行われました。
僕はたいへん残念ながら、研修で出席できず。その日に、高速増殖実証炉
「もんじゅ」の仕分けが行われました。
結果は、「縮減」(予算削減)になったものの、「廃止」にはならず。
この結果は、たいへん残念です。スーパーコンピュータの開発が廃止
(見直し)になったのだから、これは当然同じ扱いだと信じていました。
もんじゅは、1995年に大事故を起こして停止、その後、改修が行われて、
再開直前のタイミングです。なぜもんじゅは廃炉すべきか、簡単に説明します。
(1)世界中で、高速増殖炉の開発は放棄されています。あまりの困難のため、
開発断念が続いていて、現在、開発が動いているのは実質的に日本だけです。
ロシア、中国、インドなどで計画はあるものの、先進地域の欧州、米国では
すでに計画は放棄されていて、ロシアなどは計画中、開発中であっても、
はるかに小さな実験レベルのものばかりです。いまさら日本が開発を続ける
ということについて、「時代感覚なし」の評価もあります(日本がやるなら、
可能性があるのではないか、という見方もありますが)。・・・
○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2009/11/by_paco_114.html#more
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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.大量消費する人々の、たまにはいいところ◆
大量消費で有名な某国に住んでいたことがあります。
友人たちが景気よく物を買ったりお金を払ったりするのに、
いつもびっくりしていました。
ローンさえ組めれば、いいと思ったものはあまり心配しないで買っちゃう
ようなところがあって、学生やフリーターでも分不相応な生活を
していることが多く、驚かされました。
よく、ある国々は消費性向が高い、日本は貯蓄性向が低い、
だから日本はお金が回らなくて経済にはよくない、云々と言われますが、
温暖化防止の観点からは大量消費はよろしくない。というか、敵。
でも、これは見習うべきだなあと思ったのが「買い支える」文化です。
買うものを選ぶときに、「こちらのほうが環境にいいから」
「この商品の生産者を支えたいから」などの理由で、少し高いものでも
ためらわないで選ぶ場面にしばしば出くわしました。
意識の高い人たちだけがそうするのではなく、一般の、普通の人たちが
そうしていたのが印象的でした。
お金を気軽に使う文化だからこその利点なのかもしれません。
日本でも買い支えを意識する人はたくさんいますが、やはり某国民と
比べると財布の紐が固いためか、そんなにメジャーではないような気がします。
環境によいものを買うにはお金がかかりますが、「環境に良いほうを
買わなくちゃ、えいっ」と肩に力を入れるのではなく、ふつうの感覚で
パッとお財布を開けるようなところは、見習ったほうがいいのかも
しれないと思いました。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.インフルエンザワクチンに思うこと ◆
新型インフルエンザの波が寄せては返し~している。
乾燥の冬を前に新型・季節性ともインフルエンザワクチンの
話題に事欠かない。
いずれにしてもワクチンを打てば「かからない」わけではなく
「重症化せずにすむ」というところらしい。
我が家でも一番脳症で死亡率が高いといわれる「7才児」がいる。
周囲の日ごろ元気な子たちが新型にかかって治っていくと
いっそ我が家のやせっぽちの虚弱な娘も強毒化する前に
早いとこかかって免疫を獲得してほしい
~というような複雑な気持ちになる。
ところが、どういうわけだか学校の席の周りの子が全てかかっても
うちで上の子がかかっても、7才の娘にはうつってくれないのだ。
「おなかが痛い」だとか「気持ちが悪い」だとかは言って
学校を休むくせに熱は上がらない。
季節性のワクチンはいつものように出遅れてどこも「品切れ」で打ち損ねた。
新型のワクチンは接種開始が報道されても
現実のところ医療機関に来ないので予約を受け付けていない状態。
いつものように出遅れる、というのは
インフルエンザの予防接種に「水銀」が含まれていて
それが体調不良や自閉の原因になる、という説があるため躊躇があるのだ。
(事実か否かは情報が少なくてわからない。
情報過多のくせに本当のところはよくわからないのだ。)
全世界的には「予防接種を受けたくない人も結構いる」というニュースもある。
(理由はわからない。日本のものは安全なんだろうか~?)
まぁ「ワクチンを受けるために病院の前に2時間並ぶ」
なんて話を聞くと、そこまではしないかな、とは思いつつ、
新型にもかからずにワクチンも受けずに
本来ならハッピーなはずなのに疑心暗鬼でいるわけだ。
とりあえず、毎日「しっかり食べてしっかり寝る」くらいしかできない。
自然治癒力に勝るものはないと信じたい。
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さえじゅん/環境リレーションズ研究所 ボランティア
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5.セミナー・イベントご案内
◆◇ 「ヤマガラの森」雨水の会 2月21日(日)実施のお知らせ ◇◆
「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、保全活動を
行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、山仕事を
やってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/2009/10/11-92f9.html
※雨天・荒天の場合は中止
お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して結
果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座です。
月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャーしつつ、集
まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで落とし込む可
能性を模索したいと思います。
*2009年12月17日(木) 19:00–21:00
「エコツアーとは何か、その価値を高める実践」
*環境的に優れている場所や、環境面で先進的な活動を訪ねる旅、エコツアー
。エコツアーを名乗る旅は増えてきているものの、課題もあります。エコツア
ーの定義とは何か、エコツアーを実践する時の困難と、それを克服する方法は
何か。エコツアーの企画運営会社「(株)日本エコプランニングサービス」か
ら、柏木瑞絵さんをゲストにお招きして、エコツアーを考えます。
*申込期限:12月16日(水)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・お問合せ内容:「セミナー・ワークショップ」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/support/index.php
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPなどでご確認く
ださい。)
来年のエコ・エグ講座で学んでみたいテーマがあれば、ぜひotayori@env-r.com
までお寄せください。
■2010年1月12日(火) 19:00–21:00
「環境と哲学・宗教はどう関わってきたか」
*日本は伝統的、宗教的に、自然と調和する思想を持ち、一方キリスト教は自
然を克服すべきもの、支配すべきものと考えると言われます。宗教や思想が、
現在の環境問題とどう関係しているのか、その構造について学びます。
■2010年2月16日(火) 19:00–21:00
「炭素税はどのように社会を変えるのか?」
*炭素税は環境問題、特に地球温暖化防止に大きな効果があると期待されてい
ます。なぜ、税を取ると温暖化が防止できるのか、なぜ税でなければならない
のか。環境税(炭素税)の考え方と、その活かし方を考えます。
■2010年3月16日(火) 19:00–21:00
「小規模有機農業はどのように可能か?」
*食糧自給率の低さが問題になっている日本ですが、食糧増産には大規模農業
が効果的。でも、環境面との調和は、小規模で有機農法を実践したほうがよさ
そう。農「業」というより、農的「暮らし」というスタンスで農業を実践する
方法と、その課題を考えます。
■2010年4月13日(火) 19:00–21:00
「コウノトリの保護は社会に何を与えたか?」
*兵庫県豊岡市では、コウノトリの保護を進め、人工飼育したコウノトリをつ
いに自然界に放鳥して、地域で見守るところまで来ました。同じように、佐渡
ではトキの保護と訪朝の計画が進められています。野生生物の保護と人の生活
の両立はどのように図るべきなのでしょうか?
■2010年5月11日(火) 19:00–21:00
「環境問題解決のための合意形成をどうつくるか?」
*草津町と妻恋村では地熱発電をめぐる対立がおき、どちらも自然や未来を考
えているのに、ものごとが進まないという事態が生まれています。環境問題に
取り組むには、人々の合意形成が不可欠。そのための会議の手法、論理思考の
使い方を考えます。
■2010年6月15日(火) 19:00–21:00
「東京都の排出量取引のメカニズムとはどのようなものか?」
*排出量取引は温暖化防止に効果的な手法として注目されています。国内で真
っ先に取り組みが始まった東京都の排出量取引、その手法と特徴、課題から、
温暖化対策のメカニズムを明らかにします。
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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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【好評!環境法令サポート】
分かりづらかった環境法令をサクサク検索できるシステムの販売を開始しまし
た。
自分の事業所が法律の対象になるのか、何をすればいいのかが一発で分かる、
お役立ちツールです。対応法令は、環境六法をはじめとし、環境マネジメント
システムや工場の環境管理に役立つ関係法令48本をまとめています。
WEBサイト:http://www.env-r.com/business/e_support.php
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/index.php
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【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】
環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/personal/join.php
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「何から話そう!環境問題」は、NPO環境リレーションズ研究所が発行して
いるメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと
心がけていますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない~!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知ってる
わけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間に
参加したい!」…etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿
ください。
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