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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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☆★☆★☆ 「起業塾」開催のお知らせ ★☆★☆★
日程)2010年7月17日(土)
場所)大阪 :大阪商工会議所
主催)一般社団法人環境ビジネスウィメン
受講料)無料
環境ベンチャーを志す人材の掘り起こしを目指し、社会起業塾を開催します。
詳細とお申し込み方法はこちらから・・・↓↓
http://www.eco-japan-cup.com/kigyojuku/
☆★☆★☆ ★☆★☆★
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●目次● 2010年7月5日号
☆ 「起業塾」開催のお知らせ ☆
1.印刷産業と環境
2.【pacoの目×ecoの芽】027おいしい野菜を買おう
3.単位について
4.セミナー・イベントご案内
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◆1.印刷産業と環境◆
6月24日(木)に、日欧・印刷環境フォーラムに行ってきました。
環境新聞社専務取締役小峰且也氏、産業環境管理協会製品環境情報事業セン
ター所長壁谷武久氏、弊社代表鈴木敦子によるトークショーと、MTeX株式会
社代表取締役マークス・ティネス氏によるヨーロッパでの事例紹介を拝聴
しました。
それぞれバックグラウンドの違う3人の講師の先生方が、「日本企業」、
「日本の産業界」といった切り口から、「具体的に何を、どうしていけば良い
のか」ということに関してお話しいただきました。
日本の企業は、省エネが進んでいるといわれていますが、省エネを進めていく
インセンティヴが中小企業に見えづらく、これら動けていない層をいかに取り
込めるかが大事な要素であるとのこと。
産業界は、10数年前であれば循環型社会へ、という流行が、現在では低炭素社
会へ、という流行へシフトしてきている。また、グリーン・イノベーション
(日本が環境をリードして経済を活性化させていこうという動き、取組)を
もって成長していこうという試みも見え始めています。ただ、少し言葉ばかり
が踊っているような印象も受けますけど、全企業が環境経営をして褒められる
システムが必要っていうことですよね。
大事なことは、環境を「利用」すること。例えば「環境×福祉」であれば、
持続可能でなければ福祉社会であるなどということはありえない、「エコ・
ユニバーサル・デザイン」という概念でのまちづくりといったことが考えられ
るのではないでしょうか。
「環境」を脅迫観念と捉えている企業が多い中、事業化可能なものであるとい
うような認識の変化が必要であり、既に環境経営を先進的に行っている企業で
あれば、社員一人一人の主体意識を徹底させて、その強みを武器にして売り出
していくことがとても大事になってきますね。
MTeX株式会社のマークス・ティネス代表取締役からは、ドイツの印刷会社4社の
例を挙げて印刷業界はいかにして環境問題を克服していくかというヒントを
頂きました。
ドイツでは、各企業が国民に潜在するグリーン・コンシューマー、LOHASを意識
するグループ、また若者の「save the planet」の動きの他に、国際企業のCSRや
ブランド・バリューの関係などがあります。さらに、企業を後押しするかの
ように、低利子ローンや免税システムなど、政治的目的と一致していること
から、ドイツではグリーン・プリンティング
(http://www.jfpi.or.jp/greenprinting/about/index.html、
日本印刷産業連合会)を行うメリットが明確にあると言えます。ティネス氏によ
れば、グリーン・プリンティングを行っていくことで、最終的にカーボン・オフ
セットへと結びつけ、カーボン・フットプリントの役割としては、グリーンの
イメージを強調する「アド・オン」的な評価ツールであるべきだとおっしゃっ
ていました。本当に環境保護活動をしていないにもかかわらずグリーンな企業で
あると謳っていては、消費者の厳しい目からはグリーン・ウォッシングと言わ
れ、企業の評価に逆効果になってしまいますからね。
今回は印刷業界という、環境問題に対して真っ向から直面するところのお話を
聞くことができ、大変貴重な体験となりました。私たち消費者の意識改革から、
印刷業界がよりグリーンなものとなっていくことのお手伝いもできるかも
しれませんね。
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佐野 渉/環境リレーションズ研究所
(株)環境ビジネスエージェンシー インターン
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◆2.【pacoの目×ecoの芽】027おいしい野菜を買おう◆
僕が監事を務めているNPO法人環境リレーションズ研究所。
ここでほんの一時期ボランティアをしてくれていたヨッシーが、
その後、結婚して、茨城県で新規就農しました。環の花農場です。
http://www.geocities.jp/wanohananouen/
就農1年目の去年の春から、彼らの応援の気持ちもあって、
野菜と卵を買っているのですが(卵野菜セット)、
この1年で僕がつくる料理がかなり変ったことに気がつきました。
ざっくり言って、手抜きをするようになりました。
凝った料理をつくらなくなった。ありゃりゃ。
料理が嫌いになったりめんどうになったわけではないようです。
野菜がおいしいのでした。野菜自身に味があるので、
なるべく料理はシンプルにする。
おひたし、さっと炒めて塩コショウ、それもひとつの野菜だけでつくり、
あえてほかの野菜と混ぜない。
以前は、野菜を炒めるときも、白菜とにんじんともやしを炒めて、
片栗粉であんにして、味付けもブイヨンを入れたりしていました。
今はそんなことはほとんどしなくて、せいぜい、
野菜の前に油でガーリックを炒めて香りを出して、というぐらいになりました。
その方がおいしいので。あるいは、それで十分おいしいので。
環の花の場合、値段は、高いです。・・・
○続きはこちら
http://www.chieichiba.net/blog/2010/07/by_pacopacoeco027.html#more
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本稿は知恵市場における渡辺パコの連載を出典としています。
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渡辺 パコ
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◆3.ピンと来る表現方法◆
「この取り組み/新技術で、年間○万トンのCO2を削減できます」
・・・で、○万トンってどれくらい?多いの?少ないの?
そんな疑問を、誰しも感じたこと、ありますよね。
単位を揃えていただかないと、ピンと来ません。
だいたい、国が「2025年までに25%削減」と言っているのですから
基準年が違ってもいいから、せめてパーセントで表現してもらわないと
全体のうちどれくらいが削減できるのか、まったく分かりません。
「この取り組み/新技術で、従来の方法と比べると○%のCO2を削減できます」
これなら素人にでも、うん、なんとなく分かりそう。
もちろん、何トンの削減になるのかを伝えたい相手もいるでしょう、
でもそれは新聞や広告みたいなマスの媒体の相手じゃない。
厳密に数字を伝えるほうがよい場面と、なんとなくでよいからピンと来てもらいたい場面を
企業はうまく使い分けてほしい。
こんな単純なことができない企業が多いのは、もしかしたら、
パーセントで表現すると数字がすごく少ないのがばれてしまうから、
それを隠すためにトン表示にしているのでは?と、邪推すらしてしまいます。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆4.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ 2010市民による生物多様性への提言・ダイアログカフェ」 ◇◆
◇◆ 7月27日(火)実施のお知らせ ◆◇
ダイアログカフェとは、“小集団対話による政策提言の合意形成”を意味
します。今回のダイアログカフェでは、日本と世界の生物多様性のための
「市民による生物多様性政策への提言」を作ることをめざします。
奮ってご参加ください。お申し込みをお待ちしています。
日時場所: 2010年7月27日(火)10:30~16:00(開場 10:00)
場所: 新宿御苑インフォメーションセンター (東京)
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=8360&hou_id=7383
主催: 一般社団法人環境ビジネスウィメン
協力: 環境省
お申し込み&お問い合わせ:下記のメールアドレス宛てにお知らせください。
desk@sustena.org (サステナデスク)
※定員60名、先着順です。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
*2010年7月13日(火) 19:00–21:00
「エタノール燃料は有効か?」
*トウモロコシやサトウキビから作るエタノールをガソリンに混ぜて使えば、
CO2削減になるといわれていますが、それはホント?
日本はどうして使わないのでしょうか?
バイオ燃料のメカニズムについて学びます。
*申込期限:7月12日(月)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/contact/er-pm.html
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)
■2010年8月21日(土) 13:00–17:00 ←夏休みなのでエコエグはありません。
※「ヤマガラの森」立秋の会にお出でください。
■2010年9月13日(月) 19:00–21:00
「原発の危険–核のゴミと廃炉リスク」
*原発は、事故が怖いと言われています。
CO2削減の潮流で原発開発が進められていますが、
なぜ原発が問題なのか、
核のゴミと廃炉のリスクをベースに考えます。
■2010年10月20日(水) 19:00–21:00
「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。
森をつくると、魚が育つメカニズム。
■2010年11月11日(木) 19:00–21:00
「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?
■2010年12月13日(月) 19:00–21:00
「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。
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◆◇ 「ヤマガラの森」小暑の会 2010年7月17日(土) 実施のお知らせ ◇◆
「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(7月14日頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。
お申し込みをお待ちしています。
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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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