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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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☆★☆「生きものの源泉 森づくりスタディツアー
in Present Tree 北海道」参加者募集 ★☆★
森とはどのような存在なのか?
森のはたらきや、森のつくり方、森のふしぎなど、北海道の豊かな自然の
中で学び、参加者の皆様と一緒に地球環境について考えます。
ひと足早い北海道の秋を、体感しませんか?
日程:2010年9月11日(土)~9月12日(日)
旅行代金:18,000円(詳細は以下のURLをご確認ください)
詳細URL&お申し込み:
:http://www.presenttree.jp/pt_study_tour/
(締め切り:2010年8月17日(火))
☆★☆★☆ ★☆★☆★
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●目次● 2010年8月5日号
☆ 「生きものの源泉 森づくりスタディツアー」のお知らせ ☆
1.製紙業界の海外植林 2
2.新しい暑さに新しいグッズ
3.セミナー・イベントご案内
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◆1.製紙業界の海外植林 2◆
前回は、日本の製紙業界における植林活動への取り組みと海外植林の評価
の現状について書きました。今回はその続きとして、日本製紙連合会が中心
となって進めている、海外植林地のCO2・蓄積量を検証し、認定する制度構築
に向けた仕組みづくりについてご紹介します。
日本製紙連合会が2010年3月に発表した「海外植林地におけるCO2吸収・蓄積量
評価 認証システム制度構築に関する調査報告書」によると、この検証・認定
制度の目的は、適切かつ持続的に炭素管理がなされた森林の重要性を認識し、
その森林経営を拡大、促進することとしています。広義にプロジェクトを
捉えるために、京都議定書の国・地域や時限に関する定義を用いないことと
し、世界中の新規植林・再植林・森林管理プロジェクトを対象としています。
また国や地域、プロジェクトの開始時期を問わないとのことです。
この定義から、広く制度を普及しようとする製紙業界の意思が伺えるように
思いました。
評価・認定の対象となる森林については、産業植林に限らず、環境・社会貢献
目的の植林地を含むとしています。産業植林とは、産業用の原材料調達を
目的とした植林のことをいい、製紙業界の場合、原材料となる良質な木材
チップを安定的に確保することを主な目的としています。また、産業植林に
限定されないことを受けて、森林再生活動を行うNGOも制度に参加ができる
ことになっています。具体的にNGOがどのような形で参加できるのか、今後
気になるところです。
この制度に参加する企業にとってのインセンティブは、CO2吸収量や蓄積量を
算定することで、今後将来的にカーボンクレジットとして認証され、
経済的な取引が可能になることであり、参加企業としても非常に注目する部分
だと思われますが、クレジット化については、2010年度のCO2認定パイロット
期間の結果を踏まえて検討することとなったようです。
認証については、手続きを簡素化し、コストを抑える一方、評価方法を
国内外の認証制度と整合性を取れたものにするなど、いくつか大きな課題
が上がっています。
検討における主な論点が図とともに紹介されていましたが、評価・認証では
信頼性が重要という記載がありました。
今後は、クレジット化をどうするのかの検討が主な争点となりそうですが、
この業界主導のシステムが軌道に乗るところまで、信頼性を維持しつつ
十分な検討が重ねられることを期待したいと思います。
参考情報)
海外植林地におけるCO2吸収・蓄積量評価認証システム制度構築に関する調査報告書
http://www.jopp.or.jp/research_project/industrialplantation/2010/20100711_co2.html
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桑原 礼子/環境リレーションズ研究所
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◆2.新しい暑さに新しいグッズ◆
休み無く猛暑の続く今年の夏、心も体も疲れます。
なんとかこの新しい暑さに適応しようと、誰も必死なのか、
目新しい暑さ対策グッズをあちこちで見かけるようになりましたね。
手ぬぐい。
本当におしゃれでいろんな柄が、店頭の目立つところにズラリ並んでいるのを
このところ、よく見かけます。
私も今年から手ぬぐいユーザーになりました
朝晩、家で過ごすときには、細く折った手ぬぐいを頭にぐるりと巻いて、
髪をまとめつつ汗を抑えています。
快適ですよ!
いろいろな柄を集めて楽しんでいます。
手ぬぐい、みんなはどうやって使っているんでしょう。
スーッとするスプレーやジェル。
好みがあると思いますが、暑いときには一瞬でクールダウンできるので
エアコン無しで過ごすときや外を歩くとき、とても便利。
これも、コンビニで売っているのを見かけて
「へぇ、コンビニで売るほど普及しているんだ!」
けっこうびっくりしつつ、買いました。
エアコンの売れ行きが大好調だといいますが、
電力に頼らない新しい涼み方も、いろいろ試してみてはいかがでしょう。
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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ 「ヤマガラの森」小暑の会 2010年8月21日(土) 実施のお知らせ ◇◆
「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(8月18日頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。
お申し込みをお待ちしています。
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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
*2010年9月13日(月) 19:00–21:00
「原発の危険–核のゴミと廃炉リスク」
*原発は、事故が怖いと言われています。
CO2削減の潮流で原発開発が進められていますが、
なぜ原発が問題なのか、核のゴミと廃炉のリスクをベースに考えます。
*申込期限:9月10日(金)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/contact/er-pm.html
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)
■2010年10月20日(水) 19:00–21:00
「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。
森をつくると、魚が育つメカニズム。
■2010年11月11日(木) 19:00–21:00
「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?
■2010年12月13日(月) 19:00–21:00
「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。
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環境リレーションズ研究所
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●○環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
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Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
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いるメールマガジンです。
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いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
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