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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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●目次● 2010年9月5日号

1.エコカー減税

2.見直した木陰の力

3.セミナー・イベントご案内
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◆1.エコカー減税◆

最近ニュースで、エコカー補助金が期限前に終了かという話題を取り上げていました。
駆け込み需要も増加して、休日返上で営業しているディーラーもあるそうです。
テレビCMでも、「エコカー減税まもなく終了!」と最終決戦に必死の様子です。

政府がエコカー補助金に充てた予算の総額は約5,837億円で、
そのうち申請受理ベースで5,396億円が消化されています。
台数にして、総計で約350万台となっています。

財団法人自動車検査登録情報協会によると、日本の自家用乗用車の保有台数は
約5760万台(H22年3月末)ありますので、単純計算でおよそ6%の
自家用乗用車がエコカー補助金で購入されたことになります。
仮に約20台停められる駐車場があれば、
少なくとも1台はエコカー減税の車ということになります。
皆さんの実感としてはいかがでしょうか。

環境対策としてより経済対策としての意味合いが強いのではとも言われる
エコカー補助金ですが、実際に日本の自家用自動車の保有台数は、
平成18年頃からここ4、5年、増加率が急速に落ちています。
平成2年以降約200万台ずつのペースで増加してきていた保有台数は
平成9年以降100万~150万台となり、
平成15年以降は増加数が100万台を割り込みました。
そして平成18年から伸び率が鈍化して、
平成19年以降は40万台以下の増加で5700万台に留まっています。
また、ここ4年連続して、世帯当たりの自家用乗用車の保有台数も減少しています。
世帯数自体が減ったからかというとそうではなく、
世帯数は48万世帯増と例年並みに増えているため、
自家用車を持たない世帯が増えていることがわかります。
報道でも、若い世代が最近は乗用車を保有しなくなったとやっていましたが、
その実情がデータとしても現れています。

生活環境によっては、自動車は必需品という地域もあります。
自動車の選択基準はデザイン、仕様など価格以外のところもあり、
その優先順位は人によっても様々です。
ただし自動車は安い買い物ではないので、少しでも安く買えるのであれば、
多くの人にとってそれは購買意欲にもつながります。
5,837億円という金額は、元を辿れば税金から拠出されたお金です。
環境効果と経済効果、国民としては結果までを見届けたいですね。

財団法人自動車検査登録情報協会/マイカーの世帯普及台数(H22年)
http://www.airia.or.jp/publish/pdf/happyou/2010_08setai.pdf

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桑原 礼子/環境リレーションズ研究所

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◆2.見直した木陰の力◆

この暑いのに(本日の予想最高気温も36度)、
子どもが「動物園に行きたい!」と言います。
その張り切りようにイヤだと言えず、よく行く近場の動物園へ行ってきました。

そして、9月とは信じられないこの暑さをゆっくりじっくり味わってきました。

改めて実感したのが、木陰の力です。
大きな木の下に入ると、それだけで空気はひんやり。
びっくりするくらい涼しいのです。
日陰は涼しい、なんて当たり前のことを言っているようですが、
建物の日陰に入ったり、街路樹のささやかな陰に入ったりするのと全然違います。
すっぽり緑に覆われた空間の、特別な涼しさ。
冷房のきいた部屋に入らなくても、木陰のベンチでなら長い時間を過ごせそう。

この暑さで入園者が少ないようで、動物園も知恵を絞り、
通路にミストシャワーを付けてくれたりしていたのですが、
木陰のほうが涼しかったです!

動物園では通路はアスファルトで舗装されていましたが、
あちこちに大きな木が、通路に木陰を投げかけていました。
アスファルトに大きな木がたくさん、という場所はあまり無いと思いますが
もし都心の街路樹がこれくらい大木だったら、夏の街歩きもあまりつらくないかも。

動物園で一番涼しい場所は、池のほとりの休憩所です。
緑の葉っぱにたっぷり覆われた藤棚の下で、池の面を渡ってくる風を楽しめるここは
気温が5度くらい低い気がします。

来年は、我が家のベランダにも緑のカーテンを
かなり鬱蒼とした感じに作ってみようかな。

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆

◆◇ 「ヤマガラの森」白露の会 2010年9月19日(日) 実施のお知らせ ◇◆

「Present Tree in南八ヶ岳」では里山「ヤマガラの森」で月に一度、
保全活動を行っています。
Present Tree「ヤマガラの森」寄付者はもちろん、植林ボランティア、
山仕事をやってみたい方なら、誰でも大歓迎です。
おひとりさまでもグループでも、お気軽に・・・。
*詳細とお申し込みはこちらから
http://pacolog.cocolog-nifty.com/yamamori/
(開催日の2日前頃までにご連絡ください)
※雨天・荒天の場合は中止です。

お申し込みをお待ちしています。

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◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆

環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。

*2010年9月13日(月) 19:00–21:00
「原発の危険–核のゴミと廃炉リスク」
*原発は、事故が怖いと言われています。
CO2削減の潮流で原発開発が進められていますが、
なぜ原発が問題なのか、核のゴミと廃炉のリスクをベースに考えます。

*申込期限:9月10日(金)

*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。

http://www.env-r.com/contact/er-pm.html

参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料

定員:20名

以下エコ・エグゼクティブ講座今後の予定
(日程内容等変更になることもあります。随時メルマガやHPでご確認
ください。)

■2010年10月20日(水) 19:00–21:00

「森をつくって魚を育てる?」
*いま日本では漁業関係者が陸に上がって森をつくる活動をしてます。
なぜ漁師が森をつくるのでしょうか。
森をつくると、魚が育つメカニズム。

■2010年11月11日(木) 19:00–21:00

「スマートグリッドとは何か?」
*新しい電力とエネルギーのインフラとして、
米国で実証実験が進む「スマートグリッド」。
従来の送電線網とどう違うのでしょうか?

■2010年12月13日(月) 19:00–21:00

「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。

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環境リレーションズ研究所
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Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
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花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
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