○。.●。○。。..●。○●。。○。○.○。。。○。●○。。。
~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
○○○..●。。。。○…..●。○。。。●。●○…●○。。
———————————————
●目次● 2010年12月5日号
1.生物多様性と里海
2.チョコレートと環境
3.セミナー・イベントご案内
———————————————
◆1.生物多様性と里海◆
先日ある生命保険会社さんが配布しているウィークリーレターの
単語解説コーナーで、「里海(さとうみ)」を取り上げていました。
「里山」の海版、とも言える言葉ですが、環境省のWebサイトによると
里海とは、「人手が加わることにより生物生産性と生物多様性が高くなった
沿岸海域」のことと定義されています。
里山は人手が加わることで生物生産性と生物多様性が高くなるというのは
なんとなく分かりやすい気がしますが、海の場合、人手が加わるというのは
どういうことなのでしょうか。
調べてみると、全国で地域の海産物や地形に合わせた里海創生の取組みが
行われていました。
例えば宮城では、「森は海の恋人運動」として、昭和40~50年代の環境悪化
で発生した赤潮に染まった牡蠣が廃棄処分された事態から、気仙沼に
流れ込む河川上流の山に落葉広葉樹の森を作る植林活動を平成1年から
継続して行っています。この活動は兵庫県にも派生して、兵庫県漁業
共同組合連合会が主体となって、コウノトリの郷公園ほか6箇所に2000本の
植樹が行われたということです。
また、千葉県の三番瀬や愛知県の藤前干潟など埋立で消失した干潟を
回復する活動を行っているところもあります。
活動主体は、自治体、漁業組合、NPOなど地域によって違うようですが
地域によって、活動のきっかけとなった背景があるため、活動のテーマ
がはっきりしているという印象を受けました。
今年は生物多様性という言葉が一つのキーワードになった年でした。
生物多様性への注目が高まったことから、今後里海という言葉も広く
定着してくるような気がします。
参考)里海ネット [環境省]
http://www.env.go.jp/water/heisa/satoumi/index.html
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
桑原 礼子/環境リレーションズ研究所
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
◆2.チョコレートと環境◆
コンビニのお菓子の棚って、最近、ほとんどチョコレートじゃありませんか?
以前からこんなでしたっけ?(よく覚えていない・・・)
チョコレートを使ったお菓子か、ポテトか飴がほとんどで、
チョコレート以外の甘いお菓子を探すのが難しいくらいです。
日本人1人あたりのチョコレート消費量は、2000年を過ぎた頃がピークで
微減はしていますが、それより前と比べると、ずいぶん増えているそうです。
前のことをよく覚えていない理由は、
チョコレートはカカオ生産地の児童労働(奴隷)や環境破壊を起こしていることを
あるとき知って、それ以降は気をつけて見ているけれど
その前は何も気にしていなかったからです。
案外、知られていない(知らされていない?)ですよね。
環境やフェアトレードを謳ったチョコレートもあるので(なぜかすごく美味しい!)
チョコ好きの私は助かるのですが、
そのへんではなかなか売っていないので、どうしても食べたいときは
チョコレートの問題を解消する活動に熱心なメーカーのものを選ぶようにしています。
でも、お菓子メーカーは、チョコレートにマイナスイメージが付くと困るでしょうから、
あまり大々的に活動できないんでしょうね。
だったら(ここから解決策案)、魅力的でよく売れる他のお菓子に力を入れればいいのに!
チョコの売り上げが10から9になって、クッキーの売り上げが9から10になれば、
売り上げはトントンで、しかも環境問題軽減につながらないかな?
コンビニも、「お店の省エネに努めています」と言うくらいなら
棚に並べるお菓子の種類にも気を使ってほしい。
そして、チョコレートはもっと高くてもいいと思う。
生産地にきちんとお金が回って、人と環境にやさしい生産ができるようになっていったら
いいことがいろいろ起きそうな気がするのですが・・・。
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
◆3.セミナー・イベントご案内◆
◆◇ エコ・エグゼクティブ講座 ◇◆
環境問題を解決するための仕組みを戦略的に発案し、それを実行に移して
結果の出せる「エコ・エグゼクティブ」を育んでいくことを目的とした講座
です。月1回、エコエグの役割とは何か、具体的な事例に則してレクチャー
しつつ、集まったメンバーと知恵を寄せ合ってさらに具体的なプランにまで
落とし込む可能性を模索したいと思います。
*2010年12月13日(月) 19:00–21:00
「生物多様性とは何か?」
*CO2削減、温暖化防止と並んで、注目されつつある「生物多様性」。
これっていったい何? 目的はなんなのか。
*申込期限:12月10日(金)
*お申し込み/お問い合わせ
下記のフォームより、
・関連するプロジェクト:「エコエグゼクティブ講座」
・内容:「エコエグゼクティブ講座参加希望」
とご記入の上お申込み下さい。
http://www.env-r.com/contact/er-pm.html
参加費:学生/1000円 社会人/2000円 Er会員/無料
定員:20名
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
環境リレーションズ研究所
*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’゜*’
———————————————————————-
●○●○ 環境法令順守・EMS運用相談会のお知らせ ●○●○
?環境ビジネスエージェンシーは、このたび環境法令順守や環境マネジメント
システム(EMS)の運用に関する相談会を無料で開催いたします。審査員を
務める経験豊富な専門家により、環境法令順守やEMSに関するご相談を個別に
承ります。是非この機会にご参加ください!
日 時: 12月16日(木)
会 場: 当社にて
http://www.ebagency.jp/company.html
相談料: 無料
お申込: 下記フォームにご入力の上、e-mailでお申込下さい。
または、FAXでもお申し込みを受け付けております。
お申し込みe-mailアドレス:hourei@ebagency.jp (@を半角にして送信ください)
※ 秘密保持を期するため、個別に対応いたします。予め日時を
ご予約下さい。
詳細URL・お申し込みFAX用紙:
http://www.ebagency.jp/pdf/muryosoudankai_annai.pdf
— 無料相談会 お申込フォーム ——————
※下記ご入力の上、以下のe-mailアドレスまで
お申込下さい。追ってご担当者様宛にご連絡いたします。
お申し込み先:hourei@ebagency.jp (@を半角にして送信ください)
■ 貴社名:
■ 業種:
■ 部署名:
■ ご担当者名:
■ ご住所:
■ ご連絡先:
(TEL)
(FAX)
(E-Mail)
■ 希望日時:
※10:00~17:00の間でご指定ください。(1時間/回)
第1希望 12月16日(木)–時–分~–時–分
第2希望 12月16日(木)–時–分~–時–分
——————————————–
======================
お問合わせ先
株式会社 環境ビジネスエージェンシー
担当: 片岡/田中
Mail: hourei@ebagency.jp (@を半角にして送信ください)
======================
―――――――――――――――――――――――――――――――
●○認定NPO法人環境リレーションズ研究所からのお知らせ○●
―――――――――――――――――――――――――――――――
【メルマガを携帯から購読したい方へ】
「何から話そう!環境問題」が携帯からも購読できるようになりました。
携帯から購読を希望する方は、以下の「まぐまぐ」携帯用サイトよりご登録
ください。
http://mobile.mag2.com/
―――――――――――――――――――――――――――――――
【エコアンケートにご協力ください】
Erでは「皆はどう思ってる?」をテーマにエコアンケートを実施
しています。質問は、1ヶ月に一問、月替わりで更新中です。
ぜひご協力をお願いします。
WEBサイト:http://www.env-r.com/ecoenquete.html
―――――――――――――――――――――――――――――――
【Present Tree】
花を贈るように、木を植える。ちょっとエコロジーなギフトです。
WEBサイト: https://www.presenttree.jp/
―――――――――――――――――――――――――――――――
【環境リレーションズ研究所ボランティア・インターンスタッフ募集中】
環境リレーションズ研究所で様々なプロジェクトや事務を一緒にお手伝い
いただける方を随時募集しています。
詳細こちら:http://www.env-r.com/recruite.html
―――――――――――――――――――――――――――――――
「何から話そう!環境問題」は、認定NPO法人環境リレーションズ研究所
が発行しているメールマガジンです。
できるだけ生活に密着した環境問題をわかりやすくお伝えしたいと心がけて
いますが、なにせ視点だけはいっぱしの専門家。(^^;
「そんな話つまらない~!!」「あんたたち専門家ならこんなこと知ってる
わけ?」「もっと他に皆に教えてあげたい環境がある!」「私も発行仲間に
参加したい!」…etc、お咎め、ご意見、なんでも大歓迎です。(^^)v
お便り・お問い合わせ、読者間コミュニティ..にふるってご参加・ご投稿
ください。
―――――――――――――――――――――――――――――――
●メールマガジン「何から話そう!環境問題」since 15.April.2002
○マガジンURL :http://www.env-r.com/
●編集責任者 :認定NPO法人環境リレーションズ研究所 鈴木
○Copyright (C) A.Suzuki All rights reserved.
●読者からのお便りメール :otayori@env-r.com
○バックナンバー :http://www.melonpan.net/mag.php?002674
●購読の更新と中止 :http://www.env-r.com/project/pro_mail.html