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何から話そう!環境問題

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~~(^-^) 何から話そう! 環境問題 (^_-)~~
生活に密着した環境問題をもっとわかりやすく
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す。ご家族でも参加いただけます。
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●目次● 2012年5月20日号

※ お知らせ

1.Sustainability in English vol.5

2.節電の夏を楽勝クリアするトレーニング

3.セミナー・イベントご案内

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◆1.Sustainability in English vol.4◆

今回の「Sustainability in English」では、Dory Reevesが著書
「Planning for Diversity」の中で、「平等(Equality)」、「多様性
(Diversity)」そして「相違(Difference)」について語っている部分の引
用です。今回の引用はかなり英語的な表現が強く、和訳も意訳的なものになって
います。

“Equal opportunities and diversity are not mutually exclusive.
Equality should be the normative value underpinning diversity,
giving it teeth and meaning. Diversity without equality
addresses only difference. Diversity with equality also
addresses power.” “Difference tends to need a reference point to make sense.
So, for example, A is different from B, meaning that B is
the reference point. Diversity does not imply a reference
point.” (Reeves, 2005)

「機会の平等と多様性は相互排他的なものではない。平等は多様性を支える規範
的価値であり、多様性に効力と意味を与える。平等性を伴わない多様性は、そこ
に違いがあるということを指し示すだけである。平等性を伴った多様性は力(権
力)に関しても扱う。」
「相違を表すためには道理にかなった基準点が必要な傾向がある。つまり、例え
ば、AがBと異なるという時には、Bが基準点となる。多様性はそういった基準点
について暗示しない。」

私がロンドンの大学院で持続可能性について学んでいた時に、しばしば登場した
概念がこの「多様性」です。近年、様々な場面で叫ばれている「生物多様性」だ
けではなく、年齢、人種、国籍など、私たちの中に存在している「多様性」も、
持続可能な社会を作り上げていく上で避けられない概念です。例えば、少子高齢
化が進み、労動人口の減少が今後の進むと考えられ、その影響を最小限に食い止
めるためには、他国からの移民に頼らざるを得ません。しかし、今回の増税に対
する世間の反応からもわかるように、日本(人)は変化に対して過剰に抵抗する傾
向があり、移民を増やすことに対してもかなりの抵抗が予想されます。

また、日本は単民族であり、それ故に多様性や相違に関する許容度や理解度が低
いとも言われています。しかし、移民を受け入れる、入れないということに限ら
ず、様々な面でグローバル化の進んでいる現代社会では、必然的に多様性に直面
する機会も増えてきています。さらに、公害や温暖化をはじめとする環境問題を
考える際にも国をまたいだ解決策を考える必要があり、その際には多様なバック
グラウンドや状況、考え方に基づいた策にしていかなければならず、必然的に多
様性への深い理解が求められます。

その際にReevesも言っているように、多様性に基づいて考える際には「相違」
について注目するのではなく、「平等」や、さらには「共通点」に注目する必要
があると思います。そういったマインドセットで臨んで初めて、同じベクトルの
下、物事を考えていけるのではないでしょうか。

Reeves, D. (2005). Planning For Diversity ― Policy and
Planning in a World of Difference. London: Routledge.
(Kindle Edition)

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神内 佑大/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆2.節電の夏を楽勝クリアするトレーニング◆

今年も節電の夏がやってくることになりそうです。
7月からの、地域ごとの節電目標(%)も出揃ってきました。
このメルマガを読んでいる皆さまの中には
普段から節電省エネに励んでいらっしゃる方が多いと思われます。
生活の中で「数パーセントなら難なくクリアできる」という方や
「もうギリギリ、削るところなんて無い」という方もいらっしゃるでしょう。

昨年の夏、一般家庭用の電力使用がそれまでよりも減ったのは
エアコンを使い控えた人が多かったためだと分析されています。

娘さんにチアリーディング(かっこい~♪)を習わせていた知人から
「暑熱順化」というトレーニングがあるのを教わりました。
昨年、メディアなどで少し取り上げられたのを覚えている方もいらっしゃるでしょう。
今の時期から軽い運動をしたりエアコンを控えたりして
体が汗をかけるように慣らしておくと、
暑い夏がやってきたときにも、体がうまく順応することができ、
楽に過ごせて、熱中症にもかかりにくくなるというものです。
なんと、一週間くらいで順化できるそうです!

トレーニングと思うと荷が重そうに感じますが、
エアコンが無かった少し昔まで、すべての人がやっていたことですから
気軽に試してみてはいかがでしょうか?

汗をかいたら、水分とミネラルの補給もお忘れなく。
私は、夏の休日の子どもとの散歩には、水筒だけでなく、
きゅうりの1本漬けを作ってジップロックバッグに入れて持っていきます。
体がミネラルを欲するのでしょう、おいしいんです、これが♪

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西形 涼子/環境リレーションズ研究所ボランティア
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◆3.セミナー・イベントご案内◆

◆◇〆切迫る!山梨県甲斐善光寺の植樹参加者募集中!◆◇

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環境リレーションズ研究所
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