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メディア掲載・プレスリリース

2015年8月〜9月 毎日新聞 マイECO「双葉八町村に春を呼ぶ!広野わいわいプロジェクト」がスタート 福島県広野町で「車座」交流会【明珍美紀、写真も】

東日本大震災による津波や原発事故で被災した福島県沿岸部(浜通り)の広野町で新たな復興活動が始まりました。「東北の未来を創造しよう」と、被災者と首都圏の女性たちが連携した「結結プロジェクト」が協力し、特産品をもとにした商品開発や防災緑地への植樹などを通じて「街のにぎわいとなりわいを生みだそう」という取り組みです。そのスタートとして「車座」と銘打つ交流フォーラムが7月、広野町であり、サポーターや市民ら約20名を乗せた「ボランティアバス」が東京から福島に向かいました。
広野町で始動したのは「双葉町村に春を呼ぶ!広野町わいわいプロジェクト」。地元の有志が「広野サスティナブルコミュニティ推進協議会」をつくり、結結プロジェクトの協力を得て準備を進めた結果、復興庁の「新しい東北先導モデル事業」に選定されました。
双方を結び付けたのは、オーガニックコットンです。結結プロジェクトは東京のNPO法人「JKSK」(女性の活力を社会の活力に)が、震災後に始めた活動で、宮城県亘理町を皮切りに各被災地を訪ねて「車座」を開き、復興に向けた対話や情報交換を重ねてきました。有機栽培された和綿を配合したTシャツや手ぬぐいの販売など、福島県いわき市を中心に進められている「ふくしまオーガニックコットンプロジェクト」(NPO法人「ザ・ピープル」主催)は車座から生まれた事業です。広野町の畑でも栽培が始まり、ボランティアバスのツアーを企画したことから、つながりができました。
現在の構想では、町の特産品だったミカンやオーガニックコットン、試験栽培中のオリーブなどを素材に「広野ブランド」の商品化を目指します。今年末に造成が完了する沿岸部の防災緑地の一部では、町内外の市民が「里親」になる植林活動(実施主体は環境リレーションズ研究所)に着手。樹種は地元の植生にあったもので、植樹祭が来春行われます。そのほか町のにぎわいを取り戻すイベントも定期的に開催していく計画です。~以下略~
※P6写真キャプション(防災緑地での植樹を実施する環境リレーションズ研究所の理事長、鈴木敦子さんも車座に参加。

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